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漫画じゃないけど、三月の5日間の2017年に再演されたバージョンが無料公開中なので見た。ずっと見ようと思いつつ先延ばしにしていて、そしたらたまたま見た人のブログを読んでよさそうだったので再生した。

結果すごくおもしろかった。弛緩した話し言葉の台詞をマネしたくなる。思ったより短くて90分もない。ミニマルで抽象化された舞台美術がとてもよかった。岡田利規のインタビューを読んだ。

岡田:2003年のイラク戦争開戦時に自分の中に生まれたささやかな感情を記録したいと思って、物語を作り始めたんです。
ささやかな感情というのは、すぐに終わるだろうと思っていた戦争が終わらなかったことに対する何とも言えない気持ちのことです。

六本木ヒルズが建つ前の、当時の渋谷の街や道のようすが台詞の中にたくさん出てくる。まさしく記録である。この5日間が終わったら、今感じている特別な渋谷から元の渋谷に戻ってしまうだろう、と語られるくだりで、ブルーピリオドの1話を思い出していた。

よふかしのうた104話「絶交」を再読。コウがマヒルと別れた後の「それから/マヒル君には/最期の時まで会えなかった。」という四角いフキダシを確認するため。漫画においてモノローグは先の物語を予告することがある。同じようなことが演劇にもある。最近、それっておもしろいなー、と考えている。

絶チル516話。最後に葵の見せ場がきた! そして517話。さらに葵の出番が回ってきた!! 葵のテレポート能力をベースに、全員の力をあわせて「可能な限り遠くへ…!!」って格好いいね。

神のみ80話。これまで攻略したヒロインの中から記憶をなくしていない者を探せと言われた桂馬。新展開だ。ますます現実(リアル)のめんどうさと関わらざるをえない状況に主人公を追い込んでいる。エルシィがつねにアホな子でなごむ。

古見さんは万場木さんが階段の踊り場で号泣したり、ムスブさんは厚物コンドームの新開発が始まったり。

ハヤテ88話。平凡な負けヒロインっぽい西沢さんだけど、なぜか登場回数が多い。いい事が続いても「きっとすぐ、大爆笑のオチがつくのはわかってるんだから!!」という自虐が切ない。

さよポニの新しいアルバムを聞いて、よかった。

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