190425

岩手にいる。盛岡から宮古に向かうバス路線の、車窓をぼんやり眺めていると山間の道沿いは落石防災施設のオンパレードだった。何度も通った道なのに、自分の研究テーマと関わることで風景の情報量が激変したようだ。宮古駅前はなぜか外国人の往来が多くて、何かのイベントだろうけど結局突き止めなかった。アンタはそうやっていつも突き止めないよね、とドラマチックな台詞を母親に言われた。観光じゃない普通の交通手段として三陸鉄道リアス線に乗り、祖母の家についた。一旦寝ようと思ったら敷かれた布団が尋常じゃない厚み・重み・フカフカ感で、潜り込むと苺大福のイチゴになった気分だった。

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