190628

ランチのあとで、北大の近くの古本屋に寄ってみた。日本文学の棚は百田尚樹を面出ししていたので早々に見切りをつけ、海外文学のほうを丹念にチェック。いつか読みたいと思っていた『ドリアン・グレイの肖像』と『エドウィン・マルハウス』を廉価で手に入れた。レジカウンターに猫が鎮座していて面食らった。どうりで店番の二人がきゃっきゃしながらシャッターを切っていた訳だ。先輩・後輩と思しきその女性二人は異様に仲が良くて、古本屋でなくてもそこまで思いっきり談笑するスタッフいないよ、という位楽しそうに勤務していた。ゆるい文化部の部室ノリだ。入店する客への「いらっしゃいませー」よりも、休憩から戻ってきた相方への「おかえりなさーい」の方がボリューム大きめだった。良い職場だ…。

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