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神のみ24話。これまでのヒロインたちの特殊能力(落ち込むと姿が透明になったり、図書館の本を全部読んでいたり)は取り憑いた悪魔により引き出された能力だったことが明かされた。てっきり漫画によくある誇張表現だと思っていたので、そうゆうのに理屈が付けられると逆にちょっとシラケる気持ち。でも、今回の挿話は古い劇場が舞台らしいのでそこはアガる。

よふかしのうた67話。この作者は漫画の作り方が上手いと思う。今回だってオタク眷属の売れなかった同人誌を焼却するだけなのに、見開きページで夜の屋上に煌々と燃え上がる炎を囲む構図を見ると、記憶に残る良いシーンになっているのである。吸血鬼話を描く上で、夜という時間それ自体のエモさが、いわば「地の利」として作品に活かされている。

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