マルチ商法、危機一髪

 あわや、マルチに取り込まれそうになっていました。ネットワークビジネスの片鱗を見ました。お金持ってないからどうにもならないけど帰れなかったらと思ったら怖かったです。実際、帰れないかと思いました。

 人間関係をお金に換えるために、人間関係を作り、さみしい人間を救い取ろうとする、さみしい人間に仲間とお金を与えるという口実で、搾取するという構造はぞっとしました。

 ネットワークビジネスの底辺にいる人は、パシリも同然で、人格を否定されていました。アトピーの人だったのですが、ステロイドを使わずに直さないといけないとか、志が足りないから、お金持ちになれないのだとか、仲間の人に言われているのを見て、ぞっとしました。

 街コンで出会った介護士さん(本命さんではない)と一回飲みに行きました。好奇心というか、もしかしたら、気が合うかもしれないと、淡い期待もしたのと、毎日連絡が来たので、断るほどでもないし、本命さんとも時間がかかりそうだと思って、広く見極めるために、まあ、いいかなと思って会いました。介護士さんには、恋愛はないと伝えて会いました。

そのときに、介護士さんは、「友だちを増やして世界を広げたら、出会いも広がるんじゃないですか?合コンとかもしてもいいし。そういえば友だちがエステの勉強していて、練習台になってくれる人を捜しているんですけどどうですか」と言ってきました。

ちょっと嫌な予感はしていたんです…。その直感に従えば良かったと思いますが、そのときにはわからないです。エステ、無料、人助けにもなる、という気持ちで、はいはいと安請け合いをしてしまいました。 わたしは、ちょっとでも嫌な予感したら場の空気壊してもいいから逃げろと以前に助言をいただいていました。その助言を生かす時が来たのに、うっかり逃げられなかったのです。

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