準備は早めに、計画的に

英検での失敗

私は高3のときに英検の準1級を受験しました。SCBTという形式は1日で完結するとのことで(通常の受験は2日)、この方式を選びました。結果から先にお伝えすると、スピーキングが1問分足りず不合格でした。不合格の原因は何だったのでしょう。それは明確で、SCBTでもスピーキングが二次試験となっていることを知らなかったからです。通常の受験では1次試験の合否が出て、その後スピーキングの点数によって最終的な合否が決まります。コンピュータで受験するSCBTでも同じなのですが、同日にスピーキングも行われるため、SCBTでは4技能一括で合否を判定するものだと思っていました。その結果、スピーキングの練習を一切せず、不合格となりました。

TOEICでの失敗

大学1年から2年に進級するときに、英語の単位認定を受けようと思い、TOEICを受験しました。私の大学では830点以上で1単位、900点以上で2単位が認定される仕組みでしたが、900点は現実的ではないので、830点を目指して勉強しました。準備は十分したつもりだったのですが、本番のリスニングが思ったより聞き取りにくく、最後の大問に至ってはほぼ1単語も聞き取れませんでした。この状況から察されるように、結果は825点で、惜しくも単位認定はできませんでした(TOEICの点数は5点刻みなので、本当に少しだけ足りませんでした)。この失敗の原因について考えると、自身の能力と必要な能力を比べるという作業を怠ったことが思い当たりました。この作業をしないと、その後の勉強の時間の割き方が誤ったものとなり、目標達成からは遠ざかってしまいます。私の場合は元々リスニングが苦手だったので、聞き取れない部分の傾向の確認やシャドーイング、より多くの単語に触れることに時間を割くべきでした。

失敗を生かす

これらの失敗をまとめたところでどうしようもないので、早速やるべきことをまとめます。

  1. 相手について知ろう(調べよう)

  2. 自分の能力と必要な能力を把握しよう

  3. 使える時間を配分しよう

  4. 対策を考えよう

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