2服目 金ピース
JTのフラッグシップと言っても過言ではないだろう。
限定品がセブンスターに続き結構よく出るイメージ。
最近といえばジャズセッションが通販でリリースされていたかな。(後半にはたばこ屋にも置いていた気がする)
現行のラインナップとしては缶ピース(両切り/28mg)、ショートピース(両切り/28mg)、金ピース(フィルター/21mg)、ライト(フィルター/10mg)、スーパーライト(フィルター/6mg)、アロマインフィニティ(フィルター/8mg/D-spec)、アロマロイヤル(フィルター/10mg)、アロマクラウン(フィルター/6mg)、ザピース(フィルター/10mg)の合計9種類。
今回は金ピースをメインに据えて書きたいと思う。
まずピースといえばバージニア葉。
バージニア葉は大体のタバコの骨格になる品種。
手巻きやパイプで葉っぱをブレンドする場合バージニアをメインに据えて他のシャグを混ぜることが多い。
糖が多いので独特の甘みや芳醇さがウリの葉っぱである。
ピースも100%バージニアを謳うだけあってシガレット自体からブランデーの様な芳醇な香りが漂う。
またピースのもう一つの大きな特徴としてはバニラ着香が挙げられる。
バージニア100%とバニラ着香の塩梅が素晴らしく、火をつける前から芳醇な香りが漂う上品なタバコだと感じる。
火を付けて吸ってみるとタール21mgのしっかりとした味わいと少し乾いた喉に引っかかるような刺々しさもある。
これは私が所謂クールスモーキングではなく肺に入れてスパスパ吸うからだろう。
ただピースを100%味わうのならクールスモーキング且つふかしで吸うことをオススメする。
バージニア葉とバニラ着香の由来のリッチな味わいが楽しめる。
バージニア葉の甘みをバニラが補強してくれて非常に深い味わいと芳ばしさ、ただ酸味や辛味は皆無と言っていいほど雑味のない上品な仕上がりのタバコのため人によっては味の締めが無い野暮ったいタバコと思うかもしれない。
ただ私的には肺に入れてもふかしても煙が少々尖っている気がする。
リッチなアロマを感じている時に煙の刺々しさが少し鬱陶しく感じる。
この鬱陶しさがまたパーラメントのような喉にへばりつく感じで気に食わない。
恐らく巻き紙かフィルターが起因していると思うが、巻き直して吸った事がないので確信はない。
ここまで良くも悪くも書いたが、総じて非常によくできたブレンドだと思う。
アロマロイヤル系は少し香りが強すぎて芳香剤チックな香りと思ってしまうことがあるが、これは非常にニュートラルなピースというイメージ。
ただ個人的は両切りのショートピースの方が煙は柔らかく吸いやすいと感じる。
良くも悪くも同じブランドのショートピースと金ピースのキャラクターの違いが面白い。
まあショートピースの話はまた気が向いたらということで。
初心者に進めれるタールと味わいではないがタバコの沼に嵌るきっかけとしては最高のタバコだと思う。
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