パルタガス セリーNo.D4

今となっては見かけることが少なくなってしまった。
少し前まではシガーバーや葉巻を扱うたばこ屋さんにはどこでも置いてる定番銘柄だった。
今ではシガークラブも安定して抱えてるわけでは無いそうで珍しい銘柄になってしまった。
よく行くシガーバーで状態の良いものに巡り会えたので少し書く。

パルタガス自体は非常にクラシックでパワフルな味わいが特徴なブランド。
フィラーとバインダーにはキューバの西部、ブエルタアバホ産。
ブエルタアバホは殆どのプレミアムシガーの葉を栽培している産地で細かく分けると3つに分かれるが今回は割愛。

ラッパーはコロラドマドューロ。
産地は何処なんだろうね、noteを書くにあたって少しもリサーチをせず頭に入ってる知識だけで書き殴っているので細かいところに出が届かなくて知識の浅さを噛み締めている。
話を戻して、ラッパーはやや艶のあるオイリー感がある。

火をつけるとウッディー、レザー、カシューナッツのような甘みのあるナッツ感。
そしてパワフルで少し粗くも感じる煙。 
D4に関しては巻きが比較的柔らかいのでドローは良好。
ドローの良さも相まって粗っぽく濃い煙がD4をパルタガスたらしめているのだろう。

中盤は革が強く出る。
革をメインに据えつつ甘みがカバーしている。
ベリーのようなリンゴのようなフルーティな酸味や甘み。
キャラメルなどの少し焦がした砂糖の香ばしさと甘い香り。

終盤はウッディー。
序盤中盤と割と複雑な味わいを展開してきたが終盤はウッドに帰結する。

1年ぶりくらいに吸ったがやはり美味い。 
今となっては、手には入りづらいし見つけても4000円だしで、少し背伸びをして吸うシガーになってしまったのが非常に惜しい。

これが2000円くらいならヒュミドールに欠かすことのない最高のロブストになるだろうに…

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