42-吐口

この頃、仕事の業務に負担を感じている。
なんせ人が増えても業務量が変わらない残念な状況…仕方ない。

そんななか急遽、レンと会った。
またSEXかと思いながら、時間調整した。
どうやら仕事の愚痴を聞いて欲しいみたい。

うん、うんと頷く。
上司が本当無理、イライラする。
あーだこーだと、レンは話を続ける。

途中、わたしのことも言い始めた。
「はなこは何を考えているのかわからない」
「1番自己中」
レンから色々言われて、涙を流した。
仕事のこと、レンの言い方、悔しかった。
泣いているわたしを励ますレン…
「1番、人のこと気にしてるのはなこやん」
と言うレン。

なに言ってんの？
人からどう思われているかより、目の前にいる人から1番自己中、変な人って言われて良い気持ちなんかしない。
自己中、変な人って思うなら、わたしと会わなければいい。

もっと大人になってよ。