キャッシュプリフロップ学習① ~オープンレンジ編~
<はじめに>
このnoteではGTOwizardを用いてプリフロップを学習し、思考をまとめていきます
もちろん実戦低レートでwizard通りにプレーしている人はいませんが、均衡を知ることで「基準からいかにずれているか」を知ることができます
これまで感覚的にプレーしていたプリフロップを体系的にまとめていきます
プリフロップを学ぶ上で、ハンドを「ポケット」「スート」「オフスート」の3分割で考えていきます
<設定>
キャッシュ スタック150BB 9MAX
ベットサイズ 標準
レーキ 10%2BBキャップ
<学習・思考 全体像>
おおまかな流れとしては以下の通りです
①「BUレンジ・UTGレンジ・MPレンジの比較」 ※本記事はここ
②「vsオープンに対する自身のコール・3ベットレンジ」
(オープンポジション別、自分のポジション別)
③「vs3ベットに対するコール・4ベットレンジ」
(自身がオープン、コールド4ベット)
④スタックが200BBの場合の変化比較
<学習・思考 まとめ>
①ー1 BUオープンレンジ
![](https://assets.st-note.com/img/1721070643922-2NEJEhwZCh.png?width=1200)
・ポケット
55以上+44は頻度
・スート
AXs:全て
KXs:全て
QXs:4以上
JXs:5以上+4半分
TXs:7以上
スーコネ系:98s全て、54s全て、76s頻度、65s頻度
・オフスート
AXo:全て
KXo:5以上
QXo:8以上
JXo:8以上
TXo:9のみ
第1感としては「ポケット狭い」「オフスート広い」という感覚
実際に100BBでは「22までオープン」「A2oフォールド」などとなっている
まあ100BBで「Q8o J8o フォールド」とかもあるから自分の感覚がそもそもずれてた可能性大
ディープであればあるほどポストで色々する余裕があるから下ポケとかよりハイカード系を多くオープンしたほうが良いのだろうか…
①ー2 UTGオープンレンジ
![](https://assets.st-note.com/img/1721071995491-hmcYIhbIXn.png?width=1200)
・ポケット
TT以上+99から55は低頻度
・スート
AXs:3以上
KXs:T以上+5
QXs:Tのみ頻度
JXs:Tのみ頻度
・オフスート
AXo:T以上
KXo:Qのみ
せっま!
TT頻度でフォールド、QJsピュアフォールド、やったことないしできない…
逆にK5sオープンもわからん、ボードカバレッジってなんやねん
まあでもとにかく高レーキ9MAXのUTGはこのくらい硬くてよいってことなんだろう
ライブキャッシュは緩くやるのが正義だといろんな方が言っているけど、緩め方を間違えると大けがしそう
①ー3 MP(LJ)オープンレンジ
![](https://assets.st-note.com/img/1721073951672-TqeFQzOGKm.png?width=1200)
・ポケット
TT以上+99から55は中頻度
・スート
AXs:全て
KXs:9以上+7と5は頻度
QXs:T以上
JXs:Tのみ
スーコネ系:76s低頻度、65s中頻度、54s低頻度
・オフスート
AXo:T以上+9と5は頻度
KXo:T以上
QXo:Jのみ低頻度
普段だったらスーコネもっとオープンしてそう
Q9s、J9sとかもオープンしてそう
その昔100BBレーキNL50で勉強した時の名残なのかな
①総評
UTGからLJまではハンド選定自体は大きく変わらず頻度があがるくらい
一方BUまでいくとハンド選定自体に大きな差がある印象
レーキ高いならそれ相応の狭いレンジでプレーすることが求められるって感覚をもっと養う必要がありそう
ただ、ミドルポケットとかスーコネは、3ベット頻度低い卓ならもう少し広くオープンしてよさそう
正確なプレーを知りたいなら全ポジション見るべきだけど、この3ポジション見て、残りは補完する形でさほど問題はないかなと
次の記事では3ベットレンジをまとめていきます
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