38くんとまんが買う

こないだ38くんと古本屋行って大量のまんがを買ったんですけど、わたしが本の入った袋を持っていると「ホラ(持ってやる)」と言って38くんが手を差し出したので、その手をギュって繋いだら「え…まんが持とうと思ったんだけど…」と38くん。

「あ、ごめん。手を繋ぐのかとおもったー」とわたしがわざとらしく言うと、わざとなのに「いや…べつに…繋いでもいいけど…まんが重いでしょ…??」と苦笑いしていて、すっげかわい!ってなりました(なんの話)

1ヶ月くらい前はわたしのアンテナが超反応していて、多分38くんは他の女と遊んでるか約束しようとしてるな…って感じだったんですけど、うまくいかなかったのか、わたしの妄想なのかわかんないけど最近また落ち着いてきました。考えてみれば、そもそも38くんは知らない女に会うのが大好きで、それがストレス解消になっているのだから、生活の一部として欠かせないものなのかも知れない。
それが38くんの大切な儀式ならば、わたしが口出しすべきではない…

38くんは重たいまんがも持ってくれるし、手も繋いでくれるのだから、文句を言うことなんて何もないじゃないの…とおもう(だましだまし)

わたしの友人が最近、何年もお付き合いしていた男性と別れたのだけれど、その男性は友人に対し交際期間一貫して従順な態度を通し、愛を伝えてきたのですけど別れ際に「君に対してひとつだけ不満があった。それはいちいち浮気を疑われること。あまりに疑うのでそんな風に思われるくらいなら別れたいと何度も思った」と言ったそうなんです。

女は何なら愛情の表現として、嫉妬したりすると思うんですけど、相手にとっては別れを考えるほど苦痛なんだなぁ…と驚きました。
わたし自身、今まで交際相手に対して浮気を疑って揉める…ということを殆どしたことがなかったので(それ以前に自分が病的なやりまんだったから)この度やりまんを辞めたことにより、やたらと38くんに対して疑い深くなっているのでそれは今後は完全に改善しなければ…と思いました。

今までは「国立大の大学院生」ということをアピールして女性と会ってきた38くんも、今月で大学院を修了しまして…今後は「無職の実家暮らし」という完全なニートですから、知らない女性と出会うのもプライドの高い38くんにとってはなかなか厳しいのではないかという気がしてます…(ひどい言い方)

で、古本屋で買ったまんがをどっかで読もうってことになってマック行ったんですけど、38くんは「おれ勉強するわー」って参考書読んでたのに全然集中せずに延々とわたしにちょっかいを出し続けて、まったくまんが読めないし38くんも殆ど勉強しない…という不毛な時間に…

でもこうやって、38くんが勉強している横で本を読むという時間がわたしは大好きで、ずっとこうしていたいなぁ…としみじみ思いました。


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