君の寝顔は最高だ。なめるで 01/16/2009

大西洋 -セントヘレナ島-

ニーディ「そう、それでいい。」 チアキ「こんな木どうするの?」 ニーディ「火をおこすんだ。さあ、お前も手作え。」 チアキ「あたしが持って来たんだからあんたがしなさいよ!ったく~」
ニーディ「お、随分遅かっ…ん?イーグルの奴何を持って来たんだ?」

イーグル「ふぅ~‥よいしょっと。すまねぇニーディ、遅くなって。これ何だと思う?」 チアキ「遅いよあんた!早くこっち手伝って」 ニーディ「これは…。」 イーグル「かなり精度のいい代物だ。恐らくこの島で何かあったんだ。」 ニーディ「…ここは一体…。」 イーグル「‥俺達がよぉノルウェーを出航した2日後の夜に襲ってきた白装束の海賊の事覚えてるか?」 ニーディ「…ああ‥確かハコ(宝箱)を山ほど持っていた奴らだろ。」 イーグル「ああ。あの日の海を覚えてるか?雷神の如く荒れはてていて舵もきれねぇ状態だった。恐らくはあの日を境に航路がズレちまったんだ。」 ニーディ「そんなバカな…。おい!チアキ!お前…!」
チアキ「ん~?何よ!忙しいんだから話はアトにして!‥あ、ちょっとイーグル何よそれ~!?」
ニーディ「いや‥あいつは舵のプロだ。非はない。」 イーグル「とりあえずこの島でしばらくいよう。果実もありそうだし動物もいそうだ。食糧をためようぜ。」 ニーディ「‥あぁ。ふっ、しかし相変わらずだなお前は。どちらが船長かわからんよ。」 イーグル「俺もだよ。へっへっ。‥お、ゴ-リギとトゥーダイも帰ってきたぜ。」

ゴ-リギルバー「おぅ!ニーディ!あっちでな、食いもんになりそうなんがよ!なんと一杯じゃあ-。ご馳走だぜ~!この島ウマそうなモンありそうじゃ!」 ニーディ「歯に何か付いてるぞ。全く相変わらずの食欲だな。次はお前の胃の中でも航海するか。」 ゴ-リギルバ-「ぎゃぎゃぎゃ!所でそれは?」 イーグル「俺がさっき林の方で見つけたんだ。両手式だぜ。」
ゴ-リギルバー「ほ~!なかなかイカしてるのぅ!」 トゥーダイ 「対した精度ですね。」 ニーディ「お前それ何だ?」 トゥーダイ「薬草です。あちらの山で採取してきました。ツィピヨネという止血に効く薬草です。」 ニーディ「お前の知識は相変わらずだな。」 ニーディ・メリン「ふふ。」 一同「わっ!!」 イーグル「いつからそこに‥全く流石は船長の妹だ。」

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