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読書とは無意識の泉への魚の放流

本当に行き詰まっていました。
10年程前、新人SEを育てる講師として仕事をしていましたが、
ちょっとした時間に話す雑談ができない。
本筋の話ばかりしていて、なんか受講者も退屈そうでした。

講師としての技術、経験は中途半端だし、教養もない。
このままつまらない講師になってしまうのかなと、半分諦めていました。

そうこうしているうちに、在籍出向となり、少し時間の余裕のある職場へ行きました。
これはチャンスということで、そこから読書習慣を始めようと思いました。

でも、何を読んだらいいのか分からない。
そこで、何気なく立ち寄ったブックオフ、適当に2、3冊買ったのを覚えています。

図書館は使わなかった。
読んだ記念に本棚に並べたかったのです。
あとは、少しでもお金を使わないと読まないと思ったから。
当時は、酒とギャンブルでお金もあまりなかったのです。

仕事が楽だったことも手伝って、1日1冊のペースで読めるようになっていきました。
そうすると、本棚に収まらなくなり、しかたなくブックオフへ返しに行きました。
この頃から、ブックオフは図書館のように貸し借りを繰り返すようになりました。
読んだ本、写真ぐらいとっておけばよかったなー

いろんな本を読んできましたが、中でもビジネス書が大好きで、色々読んでいってハマっていったのが神田昌典さんと塾長の本。
元々、書評本などからヒントを得て本を選ぶようになっていたのですが、ビジネス書の書評本として私のお気に入りはこれ。

10年後あなたの本棚に残るビジネス書100

Kindle版、あるんですね。

これに買いてある本、全部読もうと頑張っていました。
たぶん8割以上は読んだと思うんですが...
そして、読んだけど、意味の分からないものも多かったです。
一度体系的に経済を学ばないとだめかと思い、大学にも通ったりしました。

そうこうするうちに、元の部署に引き戻され、また講師業に。
読書の成果は、体感としてすごいものがありました。
何がどう影響しているのかは、さっぱりわかりませんが、以前のように話のネタで困ることはほとんどなくなりました。

言語化とは、無意識の泉から魚を釣り上げる作業だと例えた方がいましたが、
読書とは、その泉に魚を放流する作業であると言えると思います。
同じ魚ばかり釣り上げても飽きてしまうので、色んな魚を放流していきたいと思います。

#勝間塾 #サポートメール #連続投稿71日目


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