悩みと向き合う

悩み相談に向き合う時は3つ基本姿勢を大切にしている。
1つ目は、ひとりひとりに寄り添う。目の前にいる個と向き合う。
2つ目は、自分の言葉ではなく、相手の悩みを主役にする。
3つ目は、相手の悩みを自分事としてとらえ、相手以上に相手の悩みに向き合う。

悩みに向き合う力の鍛え方として、
1つ目は、ひとつひとつ丁寧に相手の話の内容を確認する。
傾聴(共感や同意)自体は否定しないが、わかったつもりで話を進めるのではなく、どういう意図でこの発言があったのかを確認することが重要。
2つ目は、相談者との対話を毎日記録に残し、相談者が特定されない工夫をしつつ、要約したり教科書的に伝えるのではなく、そのまま原文を文字に起こして公開している。(たとえ他人の話であっても)悩み相談のリアルの現場を見聞きすることで悩みに向き合う力を鍛えることができる。
(2022/5/30 TOKYO FM 未来授業 神保拓也さん)


悩みに対しては、どうしても感情的に、感傷的に、向き合いがちですが、
なぜなぜなぜの問題解決手法で悩みの真因に迫ったり、なんで・どうして・なんのための問答方式で核心を探ったりと、悩みを解決する課題としてとらえて、論理的に解析していく向き合い方もあるんですね。

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