【全頭診断】G3 キーンランドC予想 (指数 展開 TB)
※指数は斤量補正済み
1枠1番 オオバンブルマイ 指数75 中団~追い
(直近芝3戦 G1NHKマイル75→OP海外1500?→G1豪1600 50→G1香港1600 65)
NHKマイルの75は世代別G1の上振れの可能性が高い。この世代のマイル戦線のレベルがかなり低い。過大評価禁物。
海外レースを見る限り1600mでも前につけられていない上に、トップスピードもそこまでない。1600mと同じような競馬だと展開が向かない。武豊が思い切るしか勝機はない。
1枠2番 ナムラクレア 指数84 先行~差し
(直近芝3戦 G1高松宮記念84→G3京都牝馬73→G1スプリンターズS83)
このメンバーなら実績、能力共にトップ。堅実に走り、馬場も問わないため、軸にするのが1番最適。
2枠3番 プルパレイ 指数68 先行~中団
(直近芝3戦 G2京王杯SC65→OPしらかばS63→OPUHB賞68)
UHB賞勝利も、インで立ち回れたのが大きく、2着のキミワクイーンのほうが内容は良かった。
またしらかばSを見ていても、明らかにゾンニッヒの方が内容はいい。
ただ今回内枠を取れたことで、再び恵まれる可能性がある。内有利のトラックバイアスであれば、馬券にいれておきたい。
2枠4番 モリノドリーム 指数67 先行~中団
(直近芝3戦 OPカーバンクルS66→OPモルガナイトS64→OP青函S67)
基本的には安定しており、芝1200mで掲示板外はセントウルSの1回のみ。ある程度先行できるため展開は向きそう。前走は加速ラップ区間で逃げ馬を交わしての勝利。指数だけ見ると少し物足りないが、前走の内容を見るとビッグシーザーとほぼ同等くらいの評価。
3枠5番 シナモンスティック 指数65 逃げ~先行
(直近芝3戦 G3函館SS64→OPしらかばS65→OPUHB賞57)
最近の逃げ脚は危ないが、しらかばSのように逃げることができれば好走できる能力はある。今回は先行馬が少ないメンバー構成のため、楽に逃げれそう。
また内枠を引けたのはかなり大きい。内有利のトラックバイアスならばなお良し。
3枠6番 エイシンスポッター 指数75 差し~追い
(直近芝3戦 OP六甲S69→OP安土城70→G3北九州64)
この馬の持ち味は強烈な末脚。安土城では32.5という凄まじい快足で勝利。
ただ位置取りがかなり後ろなので、どうしても展開に左右されてしまう馬。今回のメンバーはCBC賞よりも逃げ馬不在。能力はメンバー内でも上位だが、展開が…厳しい…。
4枠7番 マテンロウオリオン 指数71 差し~追い
(直近芝3戦 G3オーシャンS64→G1高松宮記念65→G3函館SS63)
1200になってからは追走スピードに苦しんでいる印象。トップスピードも速くない。好きな馬なだけあって、この成績は少し寂しい。
4枠8番 ゾンニッヒ 指数69 中団~差し
(直近芝3戦 OPモルガナイト65→函館SS69→OPしらかばS69)
1200mで安定して好走している馬。特にOP戦では力の違いを見せている。
G3でも好走できる能力は備わっているが、最近は大外を回しての競馬。今回のメンバーのような先行馬が少ないメンバー構成だと買いづらい。せめてトラックバイアスがフラットになってほしい。
5枠9番 エトヴプレ 指数76 先行~中団
(直近芝3戦 G2フィリーズR71→G1桜花賞76→G3葵S60)
桜花賞は最後方2頭が掲示板に残るなか、この馬は2番手から最後粘り切った。内容はかなり良く、桜花賞のようなレースができれば、好走はあり得る。
ただ前走を見ていると、1200mでは先行できるかが危うい。フィリーズレビューのように逃げて勝利が1番だと思うが、前走見ているとスタート後のスピードはそこまで無さそう。ある程度前のポジションに行くには関係者の勇気が必要。
5枠10番 サトノレーヴ 指数71 先行~中団
(直近芝3戦 G3阪急杯71→OP春雷S68→G3函館SS71)
1200の重賞を勝利するなどここ最近の勢いは凄まじい。またある程度先行できるのはこの馬の魅力。前走は最内を通っての勝利のためそこまで高い評価はできないが、展開的には合いそう。
6枠11番 シュバルツカイザー 指数70 中団~差し
(直近芝3戦 G1高松宮記念70→G3函館SS63→UHB賞61)
2024初戦のOPは勝利したものの、そのあとが少し苦戦気味。2023しらかばSでレコードを出すくらい持続力には長けているが、上がり1位になったことがないほどトップスピードが遅い。
前走は斤量59kgである程度先行しろというのはこの馬にとっては無茶。今回57kgと2kg軽くなるのはプラスになるが、高く評価することはない。
6枠12番 ビッグシーザー 指数74 先行~中団
(直近芝3戦 G1高松宮記念74→函館SS70→青函S67)
G1で74と跳ね上がってしまったが、ほとんどのレースで60後半から70を叩き出す馬。ある程度先行でき、そこそこの末脚をみせて、それなりの着順。ユーティリティーというより器用貧乏といったところ。
前走の59kgで勝てというのは無理がある。斤量減には期待。展開の恩恵は欲しい。
7枠13番 ジュビリーヘッド 指数68 先行~中団
(直近芝3戦 G3オーシャンS62→OP春雷S60→G3函館SS62)
最近の競馬を見ているとさすがに衰えが来ている。厳しい。
7枠14番 ダノンマッキンリー 指数70 先行~差し
(直近芝3戦 G3ファルコンS70→G1NHKマイル60→UHB賞69)
ファルコンSは抜けて強かった。2着馬のオーキッドロマンスがそのあと東京1400OPを勝利するくらいなので、レースレベルもそこまで低くない。
UHB賞はスタートそこまで良くなかったが、無理やり先行。強制的に馬を押し上げてしまったがため、最後失速。差しに回った時の末脚は一級品だが、展開は前有利。ヒモに入れるか微妙。当落線上。
8枠15番 オタルエバー 指数68 先行~中団
(直近芝3戦 G3シルクロードS55→G3オーシャンS64→G3函館SS68)
前走は内枠を生かしての好走。ただ今回は8枠。大外を回して好走できるほど、能力はない。
8枠16番 セッション 指数70 中団~差し
(直近芝3戦 G3ダービーCT66→G2マイラーズC68→G3函館SS65)1600mから距離短縮してきた馬。1600mである程度先行できていたため、1200mでもそれなりの位置に居そう。
前走はスタート出遅れからの大外ぶん回しで度外視。それでも上がり最速で追い込んできているのは素晴らしい。
今回も大外になってしまったが、ある程度中団で競馬できれば好走もありえる。
キーンランドC 指数
展開:やや前有利 TB:フラット
総評
展開はやや前有利。土曜日の競馬を見る限り、外が少しずつ伸びてきた。洋芝はトラックバイアスがガラッと変わる可能性があるため、当日の馬場状態には注意を払うべき。
ただどんな展開になっても◎ナムラクレアであることは変わらない。スプリント界のトップに君臨しており、このメンバーの中では負けられない。
前が有利になるならば〇サトノレーヴ、▲ビッグシーザー、△プルパレイ、△モリノドリーム、△エトヴプレ、☆シナモンスティック。
後ろや外が届くようであればナムラクレアからエイシンスポッター、ゾンニッヒ、ダノンマッキンリー、セッションといきたい。
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