【全頭診断】朱鷺S 予想 (指数 TB 展開)

※指数は直近芝5戦の最高指数(斤量補正済)

1枠1番 マスクオールウィン 指数71
(直近芝3戦 桜花賞57→NHKマイル51→しらかば61)
4走前のフェアリーSが69。スタートで出遅れたため、腹をくくって後方待機。それが功を奏し、2着となった。ただラスト1ハロンで失速しているところを見ると、1600mは確かに長かった印象。
前走は直線で前が開かない不利があったが、前が開いても加速してこなかったため、そこまで高い評価はできない。
ある程度前につけての競馬が一番望ましい。そういう意味では逃げ馬不在かつ斤量52kgに加え、1枠1番はこの馬にとっては大きなプラス。安易には消せない馬。

2枠2番 バルサムノート 指数71
(直近芝3戦 北九州短距離65→オーシャンS64→京王杯SC69)
トップスピードはそこまで速くないが、持続力があるタイプ。4走前の3勝クラス浜松Sも前半35.5とハイペースだったものの、L1ハロン12.0とそこまで失速していない。
先行できれば期待したいが、ここ最近はスタートが悪い。オーシャンS、京王杯SC共に出遅れてしまい、後方からの競馬になってしまっている。全てはゲート次第。

3枠3番 アル―リングウェイ 指数71
(直近芝3戦 京都牝馬S61→谷川岳S69→パラダイスS49)
京都牝馬Sは内荒れ馬場の1枠が響いた。谷川岳Sは2着とタイム差なしの5着だが、朱鷺Sにも出走してくるメイショウチタンを差し切るイメージがどうしても湧かない。
前走のパラダイスSは前に馬がおけずに、掛かってしまい自滅。前走の掛かり具合を見る感じ、今回内枠を引けたのはプラス。ただ頭は厳しいだろう。あくまでヒモ候補。

4枠4番 グレイイングリーン 指数80
(直近芝3戦 東風S65→六甲S67→安土城67)
去年の阪神Cの指数が78。道中インを回り、直線ではアグリと一緒に馬場の真ん中から伸びてきた。
1600mでは自慢の瞬発力は発揮できなかったが、1400mに戻した前走では上がり32.6で追い込んでの2着。新潟1400mのような直線が長いコースはベスト。良馬場ならなお良し。実力は今回の出走メンバーのなかでも上位。

4枠5番 ルージュエクレール 指数66
(直近芝3戦 ターコイズS54→中山牝馬S64→谷川岳S60)
OP入り後、常に後方からの競馬が多いが、上がり最速で追い込んでくるわけでもない。さらに今回は頭数も少なく、逃げ馬もいないため、展開も向いていない。見送り

5枠6番 デュガ 指数73
(直近芝3戦 洛陽S56→阪急杯60→福島TVOP65)
前走久々に1200mに戻して3着と好走。しかし内有利の1枠を生かした競馬かつメンバーレベルも高くなく、内容的にも指数的にも評価できない。
4走前のスワンSが71。スタートが上手く決まり、中団から競馬。最後の急坂でさすがに失速してしまったものの、このメンバー内では実績は上の方。この馬もゲート次第。

5枠7番 シングザットソング 指数75
(直近芝3戦 阪神牝馬S75→安土城S68→パラダイスS62)
大崩れするわけでもなく、比較的安定に好走できる馬。阪神牝馬Sでは4着と健闘。VMの勝ち馬やVM4着に先着している。
また安土城Sも上がり32.9の3着と好走していて、今回出走してくるグレイイングリーンよりも指数が高い。
前走のパラダイスSは内前有利の馬場や展開で外差しのため度外視可能。
この馬も実績は上位ではあるが、差し展開待ちであるため、絶対視は禁物。

6枠8番 サンライズオネスト 指数68
(直近芝3戦 モルガナイト67→鞍馬S62→福島TVOP67)
前走の福島TVOPでは内有利の馬場を大外を回っての5着。今回出走してくるデュガよりも2pt高い67を記録した。
ただここ5戦全て1200mのため距離延長は基本的にはマイナス。指数もそこまで高くない。1200mOPならまだ買える。

6枠9番 メイショウホシアイ 指数67
(直近芝3戦 オーロC61→タンザナイト60→阪急杯44)
重賞や1400mOPでも好走経験がないため、さすがに厳しいか。

7枠10番 ディヴィナシオン 指数70
(直近芝3戦 韋駄天S60→北九州記念58→アイビスSD70)
3年ぶりの1400m。前走のアイビスSDで4着であり、指数も70と悪くない。ただ400m延長はこの馬にとってはさすがに厳しい。また展開も向いているとは言い切れず、指数よりも評価できない。

7枠11番 ゴールデンシロップ 指数73
(直近芝3戦 ニューイヤーS64→安土城S58→パラダイスS60)
5走前の2023マイラーズCが71。ただ15頭中14着と大敗しており、評価はできない。
ここ2戦は1400mに短縮していて、パラダイスSは5着。ただ安土城SパラダイスSともにシングザットソングの方が内容が良いため、高い評価はできない。加えて前走から斤量が4kg増えるのもマイナス。

8枠12番 スコールユニバンス 指数64
(直近芝3戦 安土城S58→パラダイスS46→CBC賞59)
魂の連闘。ただ実力は乏しい。

8枠13番 メイショウチタン 指数73
(直近芝3戦 谷川岳S70→京王杯73→パラダイスS66)
左回り1400mOPでひたすら好走する馬。3走前の谷川岳Sでは1600mにもかかわらず押しきっての勝利。ただラスト1ハロン12.2と失速しているため、やはり1400mがこの馬にとってベスト距離であることは間違いない。
前走も道中は前から2番目の最内を追走。53kgの軽斤量逃げ馬を買わせなかったが、2着に好走。
安定して先行できるのは大きなプラス材料。楽に先行または逃げの
形が取れるため、今回も好走必須級。

朱鷺S 指数
展開:前有利 TB:フラット

※直近芝5戦の最高指数
※位置取りは前から逃→先→中→差→追

総評
頭はグレイイングリーンから。左回りの1400に変わるのはこの馬にとって大きなプラス。実力実績ともに上位であり、ここでは負けられない。


◎グレイイングリーン
〇メイショウチタン
▲シングザットソング
△マスクオールウィン
☆バルサムノート
穴アル―リングウェイ

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