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知って損をすることはない、定期預金を解約する方法

はじめに

定期預金を利用している人はどれくらいいるでしょうか。
一定の期間、預け入れを行い、将来の資産作りをするためにと始めている人も多いと思います。
不透明な世の中だからこそ、堅実に立ち回るためにもこうした取り組みは大事です。
しかし、時として不測の事態が起こったとき、どうしてもまとまったお金が必要になる可能性もあるでしょう。
定期預金を解約したいけど、具体的にどんな手続きをして、どのようなデメリットが起こるのか、詳しく知らない人は一定多数いると思います。

今回はそんな定期預金の解約について解説していきます。


定期預金を解約する上で生じるデメリット

FireShot Capture 124 - 【注意】不動産担保ローンの利用前に知っておくべきデメリットとリスク10選 - 不動産担保ローン比較コンシェル_ - xn--hekm0a371yk5bjwg978azy4a.co

結論からいってしまうと、定期預金の解約はできるならしないことに越したことはありません。
万が一、解約をするとなったら、ペナルティが生じてしまうことを受け入れる必要があります。

具体的なデメリットは、契約時に適用された金利が当初よりも低い利率になってしまう、という点です。
解約に伴う手数料については、ほとんどかからないものの、将来的なコストを見越していえば、解約に伴う損失が大きくなってしまう可能性は否めません。


解約するための方法

しかし、定期預金のお金がどうしても必要、という場合に出くわしたときは、そんなことも言っていられないでしょう。
では実際に解約をするとなったら、どのような手段でできるのか、そちらも見てみます。

・窓口で対応
定期預金の解約をしたいとなったら、一番早い方法としては銀行の窓口に足を運ぶ、です。
平日9時から15時までと、限られた時間になるので誰でもができる手段ではないかもしれませんが、一番確実なやり方になります。

解約を希望するときは、

・定期預金通帳
・届出印
・本人確認書類(写真付き)

これらの書類を持参することで、手続きをスムーズに進めることができます。
本人確認書類は顔写真のあるもの以外になりますと、複数の書類が必要になってしまうので、確実に手続きを進めるためには顔写真付きの身分証を用意するのが確実です。

・ATMで対応
定期預金の解約といえば銀行の窓口業務、というのが一般的でしょう。
しかし、金融機関によっては所定のATMからでも定期預金を解約できるサービスを提供していることがあります。
こちらは契約条件などを事前に確認しておくと、より便利です。

ATMで定期預金の解約をする場合は、

・定期預金通帳
・キャッシュカード

この二種のみを用意するだけで対応可能です。
平日の昼間に銀行へ足を運べないサラリーマンの人たちは、もしもの事態を考えたときに、ATMでの解約もできる定期預金にするといいかもしれませんね。

・インターネットバンキングで対応
昨今のインターネット事情を鑑みて、定期預金の解約がインターネット上からでも、受け付けてもらえます。
あらかじめログインIDやパスワードの設定などをする必要がありますが、所定の手続きを済ませておけば、いつでも解約をすることは可能です。

こちらについては手元に通帳などの定期預金に関する情報を持っているだけで対応できるので、そこまで困る心配もありません。

金融機関ごとにインターネット上からの解約ができるかどうか、というのも異なりますので、こちらも事前に尋ねておくといいかもしれません。


より理想的な解約は満期になること

定期預金は途中で解約することも可能ですが、やはり理想は満期になってからの解約が一番です。
利率が下がることなく、その後も定期預金をしたいときは自動契約も可能なので、便利なのはこちらとなります。


まとめ

将来に向けて行う定期預金ですが、不測の事態においてそのお金がどうしても必要、という場面はいつ起こるかは、誰にも分かりません。

そんなとき、定期預金でも途中で解約できることを念頭に入れておくことで、様々なリスクに備えた対策を講じることができます。
突然必要になるかもしれない、それを見越して短い期間での契約にするのもありでしょう。


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