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強くありたい理由(後編)

早速、昨日の続きを…

24才の時に、もうすぐ結婚をするという事で小学校の同級生(女子)3人からお祝い会をしてもらった。
多分21時ごろにお開きとなり、私はとても気分が良く、歩いて帰ることに(繁華街から2kmほど)

さて、もうすぐ自宅に着くなと思った頃(あと10m)、後ろからササッササッと足音が近付いてきたので、振り向くと小柄な男性が、一旦歩く速度を緩めた。
少しマズイかも…と、肩から掛けていたバッグから家の鍵を取り出しながら速く歩き出した途端、後ろからダダダダッと走って来る音が。

私に後ろから飛び掛かってきたのだ。
何事?なんて思うこともなく、ワタクシ、一瞬のうちに戦闘態勢に(笑)

こっちは気分良く帰ってきてるのに、ふざけんなと思いながら立ち向かい、その男性を一時押さえ込んだ。
が、離せと何度も蹴られ、こちらも疲れて手を離してしまった。

そして、男性は走って逃げて行く。

私は家を知られたく無いので、男性が姿を消すまでしっかり見届けてから、自宅に入った。

バッチリ決めたはずのロングの巻き髪はボサボサ、しかも 毛は沢山抜け、口の中は切れて血が出ていた。
そんな姿で、親に今あった出来事を話すと、何故 インターホンを鳴らさないの?と言う。

いやいや、逃すまいと必死に戦っている時に、インターホンの所まで行って押せないんだってと、心の中で思っていた。

更に、遅くまでフラフラしているからだ…と言われる。
24才で22時前は、遅いのかしら??笑

こんな事を言われるのは想定内なので流して(笑)、すぐに警察を呼んだ。
警察官の方に、どのようにされたのかやってみてと言われたので、された通りに走って警察官の方の背後から飛び掛かると、あぁ!ビックリしたと言うから、ちょっと笑えた。今、その場面が思い出され、声を出して笑っている。

あちらの方向へ走って行き、あの角を左に曲がっていってから、自宅に入ったこと(自宅を知られたくないこと)を説明した。警察官の方は、すごく冷静だねと、私に言った。

結局、私が刃向かったので、何の目的だったのかよくわからないが、1番腹が立ったのは、最後私が手を離して逃げていく時に、必死に走って逃げるならまだしも、余裕をかましたランニング(流し)だった所だ。
あと気付いたのは、もう少し自分は育ちがいいと思っていたが、恐ろしいくらい汚い言葉がスラスラ出てきたので、こういうとこに素が出ちゃうのだなと(笑)

他では、学生時代 それも自宅へ歩いて帰る時に、あるおばさまが怯えていたので、どうしたのか尋ねると、男性が追っかけてくると言うので、途中まで一緒に帰りましょうと、おばさまの傍についていた。

確かに後ろから男性がついて来るので、私は片手にプランと軽く持っていた傘を(差してはいない)、グリップの握りを替えて(小学生の時、剣道を習っていたので)、いつでも戦える準備をしていた(笑)

そのすぐ後に、男性はおばさまに何か言いたげにして、横を足早に通り過ぎ どこかへ行ったので、私もおばさまと別れた…等々、私は誰か困っている人も助けてしまうように。

自分や他人を守る為に、強くありたいのだ。
だが、頸椎ヘルニアの影響で、腕があまり使えなくなっているので、「手から気を出して、人を倒したい!」という小学生並みの願いが出てきてしまったのである(笑)

随分と長くなってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました♫

by705 ˃̶͈̀ ꇴ ˂̶͈́

※結婚後、社宅に住んでいた時、「キャー ひったくり!」と女性の声と逃げていく足音が聞こえ、夜 もうお布団の中に入り、本を読んでいた主人の枕元に忍びのようにひざまずいて、「私、行った方がいいかな」と主人に伝えると、「まぁ 落ち着け」となだめられた(笑)
画像は、今日午後のニュースで観て、あまりにタイムリーだった。逮捕術、YouTubeで勉強しよ♪

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