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3年目を迎えたあなたたちへ

なんだかんだ2年間見続けてきた。
この2年間、色々あったなぁって頭の中で振り返ってたらエモくなって、
形に残したいなぁって。
これは自分がフロアから見続けた2年間の思い出と今後の期待。

石の上にも三年

冷たい石の上でも、三年もすわり続けていれば石が温まってくる。最初は辛くとも、三年も辛抱すれば報われることのたとえ
出典 小学館デジタル大辞泉

今の社会情勢になって3年目に突入した。
それまで地上のグループを見てきた私だが、
それまで見てきたグループは軒並み自粛で、
そんな中で心斎橋の地下に辿り着いた。

2020年8月

そこで見た光景はこの社会情勢にどう向き合って成り立たせるかを模索していた姿だった。
今では考えられないが、サンホールに椅子が並べられており、その場所でライブを見る。
状況に戸惑っている中、始まったのが前日お披露目したばかりのグループ。

呆気ない幕切れ

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デビューしたてだから持ち曲が2曲と少ないため、2曲+MCか3曲(うち同じ曲を2回)+MCの2パターン。当日のイベントのタイムテーブルを見れば今日はどっちのパターンかわかる仕様。

持ち曲少ないながらもMV公開したりしてたので、それなりに力を入れていくんだろうなとそう思って見ていた。

そこに突然のお知らせ

早っ。
地下ってこんなスピード感で生きてるの?ってこの時は思ったもの。

「パワーアップして帰ってくる」
その言葉を残して去っていった。
2020年、このグループをもう見る事はなくなったし、2度と会うこともないんだろうなと。

再生

2020年、年末
忘れた頃に突然のお知らせ

メンバーが変わり、新曲も携えて帰ってきた。

その後は定期的にライブ本数を重ねた。対バンイベントの持ち時間20分でも25分でも出来る体制が整った。

はじめての主催ライブも開催された。

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そこにきて新メンバー加入も発表。
いい流れが見えた瞬間だった。

新メンバーお披露目、1stワンマン開催決定、サブスク公開など
勢いに乗って突っ走るかと思った矢先、社会情勢がそれを許さなかった。

約2ヶ月間ステージに立つ事なく時は過ぎて行った。1stワンマン開催まで50日を切っての活動再開。ライブ感を取り戻すにはぎりぎりの準備期間だったように思えたけど、1stワンマンはソールドアウト。
2021年7月31日
全ての力を出し切った姿を見せてくれた。

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1stワンマンを終え、その年の夏、初めてのブルーベリー狩りのOFF会が開催され、
ステージやその後の特典会でも見せていない魅力的な側面を見せてくれた。

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いい流れのまま突入した2年目。
1stワンマンで発表された秋から始まる東名阪ツアー、このツアーで更に弾みをつけていく

そう思っていた。

足踏み

またしても社会情勢がこのグループの前に立ちはだかる。

大阪でのライブ出演はあっても、
当初の計画から比べたら明らかにトーンダウン。
勢いに乗りきれないグループだなぁと。

そんな先行きが不安な中、発表されたクリスマスライブ。

先輩グループとの楽曲を賭けたパフォーマンスバトル。
動員力を考えれば、事務所から負け役を担わせれたように感じた。
勢いに乗り切れないグループには負け役がお似合いなのかもしれない。
事務所も酷な事をするものだなぁと。

ライブ開催されたのがクリスマス。
聖なる夜に奇跡は起こる。
僅差とは言え、先輩グループに勝つことができた。

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真剣勝負、それは明確に勝者と敗者が決まる世界。
投票数という目に見える数字を客の前で見せる残酷な戦い。
その戦いに勝つことができたのは
このグループを見続けてきたなかでのハイライトのひとつだった。

イマイチ流れに乗り切れないこのグループに与えられた過酷な試練。勝負に勝つために努力する事。この企画でこのグループは勝つ方法を知る事が出来たんじゃないだろうか。

勝負に勝った経験、勝ち方を知ったこと、それは間違いなく今後に活かされるプラス材料。

この経験を糧に、このまま突っ走ると信じて疑わなかったが、
やはり・・・である

呪われているのだろうか。前に進みたくても進みきれない。
もどかしい気持ちに苛まれる。

さらに追い討ちをかけるかのように
2NDワンマンで現体制終了の報告

確かにチャンスに恵まれなかった
タイミングを逃し続けてきた
それでも辛抱強く、この5人での最高の形を2NDワンマンで最後に見せてくれた

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色々と経験し、苦労を重ねた上で行われた2NDワンマン。これがこの5人の最後という悲しい結末を感じさせなかったライブだった。本音を言うと、まだ見続けたかった。この5人で未開の地で戦う姿とかを...

あたらしい形

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2022年4月
新メンバーを加え、初披露されたのは東京の対バンイベントだった。
東京まで駆けつけて見たもの、それはどこか物足りなさを感じるものだった

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「形作る途中だから」
それは分かっていても、過去と比較してしまう。
後退り、そう感じてしまって否めなかった。

ただ、少しずつかもしれないが、あたらしい形の輪郭が6月くらいから見え始めたように思える

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奇しくも8月から始まる東名阪福のツアーに合わせて、あたらしい形をブラッシュアップさせている姿を感じることが多々見られた。

8月、ツアー初日の大阪難波mele

そのLIVEは前体制の影を完全に消し去った
あたらしい形の提示だったように思えた

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新体制になり4ヶ月。ライブ本数を重ね、努力をし、今までを超えようとしている。
このままツアーを乗り切ろうという意気込みが見えてくる。

そんなグループにやっと訪れた機会

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何度もいい流れが来ても、足踏みを余儀なくされたこのグループ。
やっとのことで足を踏み入れることになる名古屋の地。
正直言って、このキャリアで初の名古屋は遅すぎる。

名古屋に対して、自分も相当悔しい思いをした。この思いをメンバーの1人に手紙を渡したこともあった。遅すぎるリベンジかもしれない。結果は伴わないかもしれない。でも、爪跡だけは残してほしい。手紙を渡したメンバーだけでも。

続けるということ


石の上にも三年
冒頭にも書いたこの言葉

思えば自分が心斎橋に来るようになって3年目。多くのメンバー、グループが去っていくのを目にした。自分が来るようになって、初めて見た新人グループがあなたたち『GREAT MONKEYS』だった。
客と演者。
立場は違うけど同期。
自分はそう思ってあなたたちを見てきた。

汗まみれになって、必死になって、あなたたちの想いを客席にぶつけていく。それがあなたたちの1番美しい姿だと自分は思う。

2年耐えてきたんだから
3年活動を続けて、報われてほしい。
だからこの1年は勝負の年にしてほしい。

しんどい事もあるだろうけど、自分はこれからも見続けるから戦いに行ってほしい。
戦える力はあなたたちはもう十二分にある


ずっと自分は見続けてきたから、わかるんだ…

.
..

って文章を9/1にアップロードしたかったけど
8/31に卒業を発表したメンバーに対するdisになるから公開したくなかった。


その子とは色々あり過ぎたので
また別途、気が向いたら書こうかな。

ハブとマングース
最終話

9/26 @FANJ

お互いスッキリして前に進もう!


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