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150匹と友達になれたはなし

「ボクはチャンピオンを超える」
「Nってこんなこと言ってたっけ」
「お前、マジで言ってんの」

数年前の初見~五回目のプレイ混ぜ記です。ちょいちょいポケマス要素も入れます。
というのも……。
ポケマスが配信開始されて間もなく
「あの人もいる、この人もいる」
となる中、何故かBWのキャラクターだけが抜け落ちていた(ジム戦や四天王であれだけ苦労したのに何でだろう)。

BW好きの友人にも、
「キャラクターを覚えていないのはやばい」
と言われてしまう始末。返す言葉もない。
自分でもプレイ済みの作品を覚えていない(ポケモンなら尚更)のはまずいな、と思ったので、もう一度最初からプレイすることにしました。

■大体のプレイ時期と当時の状況

【一度目】
約三年前。購入してそのままにしていたことを友人に話し、勧められるままプレイ。
【二度目】
初見から翌年。再び記憶喪失に襲われる。友人に「いい加減に覚えろ」と叩かれてプレイ。
【三度目】
前回から半年後。イッシュのみんなに会いたい!という気持ちに駆られる。アニポケも観る。
【四度目】
ポケマスでNピックアップと専用エピソードが追加される。観覧車前のセリフを忘れていた。
【五度目】
ポケマスでゲーチスイベントが追加される。作家構成に感銘を受けてブラック購入を決意。

上記を見て分かるとおり、わたしは人や町の名前を覚えるのが致命的に下手です。
 これは長年の経験で得たものなんですが、一度のプレイでは人や町の名前を覚えられないし、もしくは創作をして繰り返し情報を読み返さない限り記憶が濃厚にならない。
 さすがに三度目からはキャラクターたちの名前も覚え始めて、四度目からはライバルやイベント発生時のポジションまで把握できるようになったけどね。あっ、ネジ山の階段のぼる前でチェレンくん来るから気をつけたほうがいいよ。

01.Nまでの道のり

カラクサタウンで初めてNと出会ったときは、中盤の終わり辺りでこの人と戦うんだろうな、と考えていたけど、そんな甘い展開にはならない。
 ポケモンとこれから一緒にいたいと願うのであればリーグを超えて来い、は何度聞いてもどきどきする。
 ポケモンの傍にいられなくなる世界なんて考えられないし、考えたくもない。
 だからこそ今回はリーグを乗り越え、チャンピオンを倒す(正確には倒されちゃったけど)理由が明解で、尚且つプレイヤーの意志がゲームに投影されていて共感の連続だった。

旅を続けるうちにポケモンといっしょにいたい思いは強くなっていくし、同様に離れたくないと願っている人たちと出会って、いよいよNとの戦いが避けられなくなっていく。
単純なポケモンバトルで勝敗を決めるのではなく、互いの理想(真実)を懸けた真っ向勝負だからこそ、BWをやる度にどんどん世界観が好きになっていく。

従来のポケモンは『図鑑埋めの流れで何となくポケモンリーグを目指す』という印象が強く根付いていたんだけど、今作だけは全くもって違った。
主人公の意志で挑む理由がちゃんとある。

02.伝説のポケモンたち

戦闘Nの音楽と相まって、伝説二匹が対峙する一枚絵はあまりにもかっこよすぎる。
これまで伝説同士がバトル形式で戦うことはなかった(エメラルドであったけど、あれは傍観しているだけだった)し、何よりいっしょに戦ってくれるのが良いよね。わたしはきみの英雄になれたのかな。

元々はひとつのポケモンだった、という設定も今回の『理想』と『真実』を求める主人公と相対するNを象徴していてとても良い。作中では二人が主にぶつかり合っているけど、この世界では似たような戦いが幾度も繰り返されているんだろうね。
白黒はっきりつけようぜ!のブラックホワイトなのかと思ったけど、何色にも染まらない黒と、何色にも成れる白のぶつかり合いなんじゃないかと詩的なことを言ってみたりする。
大切なのは「何をしてもいい」わけじゃなくて「相手を理解しようとする優しさ」なんだ。

03.幼なじみの二人

BWはチェレンくんの成長記にも近い。彼は旅へ出る前から目標が明確に定まっている。
――強くなってチャンピオンになりたい。

ポケモン自体は無論大好きなんだろうけど、彼があそこまで強さにこだわる理由はどこから来たんだろう。家庭環境が悪かったのか。両親の様子をみる限り、そんな風には感じられなかったけど。
本人は『自分の存在意義を証明するため』と言っていたから、若さゆえの『強い』=『すごい』っていう単純な結び付きからだったのかな。

チェレンくんが強さについて悩み始めたのは、旅に出てトレーナーとしての勝ち負けを経験したことも含めて、最大の要因は『同時に旅への一歩を踏み出し、同じように育ってきた主人公』なんじゃないかな。
恐らくチェレンくんは三人のなかで一番
・ポケモンに詳しい
・バトルの知識も豊富
だと考えていただろうし、その自信は道中の言動でもにじみでているように見えた。

けれど旅が始まってみれば主人公に負けっぱなしだし、チャンピオンから告げられた勝負の楽しさを理解することができない(勝てなきゃ楽しくない、という考え方だったから)。
それでも簡単に考えを曲げることはできないし、勝ち続けていきたいし、強くなりたい。
向上心が異様に強すぎて、いつか闇堕ちするんじゃないかと終始はらはらしてた。
アデクさんやヤーコンさんの言葉に耳を傾き始めてからは立ち止まって、考えて。すぐに考えが切り替わるんじゃなく、徐々に答えを見出だしていくところがリアルで良い。

その点、ベルちゃんは主人公に負けてもチェレンくんほど悔しがらないし、とにかくポケモンといっしょに旅ができることを幸せに思ってる。
何のために旅を始めたのか。理由や目的が明確でないからこそ、逆に楽観的だったのかも?
だけど困っている人がいれば迷わず手を貸すし、ボディーガードとして奮闘する姿から徐々に自分のやりたいことを模索していく過程がすごく良かった。
BW2では博士の助手として主人公の手助けをしてくれるし、人って二年でこんなに変われて、成長できるものなんだなって思うよ。

04.10番道路

10番道路。何より10番道路。
音楽は言わずもがな良くて、ストーリーやキャラクターたちを一曲にまとめると『10番道路』へ集約するんじゃないかな。
哀愁と決断とノスタルジー。
夕暮れがすごく似合うから、チャンピオンロード前では夕焼けを背景に特訓してた。
一周目は打倒四天王のために、濃い茂みでしあわせたまごを持たせてバッフロントレーニング。経験値がおいしくてお世話になった思い出。
でもかくとうタイプがいないときはアフロブレイクでソウリュウシティまでぶっ飛ばされた。

主人公が橋を渡りきったところでチェレンくんとベルちゃんが追いかけてきてバトルが始まるんだけど、戦闘曲がきゅぴきゅぴしてるよね。
もしもリメイクが実現化するのであれば、あのバトルにだけは特別な一曲を用意してほしい。

チェレンくんとのバトルが終わったら、
「……すごいね、きみは。素直にそう思うよ」
「今のぼくでは、きみに敵わない……」
と、旅の最初から放ってきた彼の威勢はすでに消沈しきっていた。この辺りから沈黙が多い。
主人公でしか成し遂げられない強さを痛感して、やるせなさを浴びる様子がもう、、、
「きみを助けられるように強くなる」
「だから、無理するな」
そう言って足早に去っていくチェレンくん。もー無理してるのは、どっちだよ。

旅を始める前は何でも言い合えるただの幼なじみだったのに、彼のまるで言葉を絞り出すような、選ぶような姿を見ていると泣けてくる。
わたしたち、本当にこの旅で変わったよね。

見つからなかった答えや悩みも、ポケモンといっしょだから気づいたことも事実。だけどチェレンくんの場合はぶち当たった現実が思い描いていた想像と比べて重すぎたこともあって、大人ながらに夜な夜な考えさせられるものがあった。
でも悩みすぎたらパパみたいな頭になっちゃうから、あまり溜め込みすぎないようにね。
二年後にはセンセーになるかと思いながらプレイすると、クソデカ溜め息の出る子でした。

05.トレーナーたちが強い

その辺りにいるトレーナーたちが強い。
園児にボコボコにされたことと、リゾートデザート前のチェレンくんはトラウマ。
つーか、なんで園児がポケモン持ってんだ。
チェレンくんは登場も含めてびびる。
テッテレーテンッ テンテンテンッ!!!
突然現れるライバルなんて慣れているはずなのに、あの子の場合は音楽も大きい。びびる。

彼らもだけど、強かったのはジムリーダー。
あのね ほんと 強すぎる。
ジムリーダーで苦戦しなかった人いる??
わたしの育て方が甘いのか、と二回目からは草むらでたくさん強くしてから挑んだけど、やっぱり強い。四天王も強い。何よりラスボスが辛い。

■ポット・コーン・デント

同じことを言う三人兄弟。こやつら強い。
最初から御三家の弱点を狙ってくるところで、BWの流れに気づくべきだった。地獄の始まりはここから始まってたんだよな……。
ふるいたてる? 調味料とかけてるのか? はっはーん。なるほどねえ。
なんて呑気なことを言っていたら速攻でやられてしまった。次からは気をつける。
と思ったら、BW2ではジムリーダーを撤退して、レストランのみを経営していた。
Nの城に彼らだけ来てなかったから不思議に思ったら単純に「間に合わなかった」だけだった。まあ、距離的に遠いもんね……。
一日一回できるダブルバトル楽しかったよ。

■アロエ

敵討ち。初見時、こいつで三回やられた。
ミルホッグで母ちゃんからもらった小遣いをすべて使い果たした。さよならバイバイ。
でも頼れるママさん。終盤での、
「悪いねえ。あたしらのほうが強いのに人数まで多くってさ」はめちゃくちゃ痺れました。本当にその通りでございます。
あんたらに敵うはずがねえ!! 強すぎる!!
返り討ちにしてやってくだせえ! アネキ!!

■アーティ

大泉洋。なるほどねえ。はっぱカッターは急所に当たりやすいんですねえ!? 素早さも相まってなかなか苦戦しました。
何故なのか、ハハコモリとココロモリをいつも呼び間違えてしまう。ごめんなさい。
町を歩いているアーティさん、ドットの関係で常に開眼しているように見えて毎回笑ってしまう。
しかしカットインになればさすが公式イケメン。
脚も長いし、登場も派手。
自分も季節柄、あなたのように布団から起き上がるときが多々ある。

■カミツレ

トラウマNo.2。エモンガを撃ち落としたい(この願いはダンゴロの『うちおとす』で文字通りうちおとすに成功)。
ボルトチェンジで何度も交代するのが本当に厄介だった。おちょくってんのか!?!
厄介すぎて子供みたいに嘆きながら戦ってしまいました。非常に恥ずかしい。
ベルちゃんのお父さんが出てくるとき、ジムに挑戦したかしていないかで台詞が変わるのかな、と検証してみたら、ばっちり反映されていた。
旅に厳しさ、教えてあげる。ホンマにな。
BW2のランウェイジム、すごく好きです。

■ヤーコン

トラウマNo.1。ぶっちぎりでこの男。優勝。
記憶喪失は大体この人のせい。ドリュウズが強すぎて夜が明けた。夢にも出てきた。
毎度毎度、手持ちポケモンの相性が悪くて、ぎりぎりまで体力を削っても回復されてしまう地獄。今後からジムリーダーは道具なしにしてくれ。
疲労困憊のなか、市場でモーモーミルクをダース買いしたのは良い思い出。お世話になりました。あそこで30万はくだらない。
クセのあるおじさんだな、と思ったけど、開拓者ゆえのひねくれ屋だった。顔を合わすたびに皮肉じみたことを投げてくるけど、
「行けると思うならどこまでも、やれると思うならいつまでも、好きなようにやればいいじゃねえか。限界を決めるのは自分ってことだよ」が熱すぎて一気に好きになってしまった。
終盤で助っ人として登場したとき、
「まだへばってなかったか」ですごくにやにやしちゃった。最初に駆けつけてくれたのがあんたなのが熱すぎるんだよ、、、!!
改めて申し上げますが、もっこりおじさん、なんて呼んだりしてすみませんでした。

■フウロ

可愛い。それにしてもすごい格好ですね……。
相性的にそこまで苦戦はしなかったけど、スタッフが気に入る理由は見れば判ります。
フウロちゃんとはタワーオブヘブンでのイベント以外はあまり接点がなかったので、可愛さだけが際立ってたなあ。
全然関係ないけど、フキヨセジムを出てから直ぐにNがいるの毎回びっくりする。ホラーか。

■ハチク

何度戦ってもこの人だけは瞬殺でした。燃やしたり砕いたりしてすみませんでした。
ダークトリニティの存在にいち早く気づいたり、アデクさんと深い繋がりがあったりと、昔に何かがあった人。進めてみたら元俳優さんであったことが発覚。歌舞伎っぽい服着てるよね。
BW2では俳優として復帰していて、最初は全然判らなかった。めちゃくちゃノリノリでしたが、ポケウッドは何度プレイしてもスルーしてしまうんだよね。今度チャレンジしてみようかな。
媒体は変わりますが、ポケマスのときはサカキイベントで非常にお世話になりました。

■アイリス

ホワイト版なので毎回アイリスちゃん。
二回目までは弱点タイプが手持ちになくて、苦戦した思い出が深い。
三回目は苦戦しないように「おうちはこっち」と案内されてもすぐに行かず、先の10番道路でバッフロンと戦っててごめんね。まあ、アフロブレイクを食らうたびに町へ戻ってたんだけど。
シャガさんと肉親関係なのかな、と思ったら、竜の民の一族だった。彼らがどんな風に出会って、関係を深めていったのかも気になる。
BW2ではチャンピオンとして対峙。
明るい音楽も相まって「おっ、これはゲーチスのようにはいかないっぽいな」と思ったら、初手がサザンドラでおったまげ。
極限まで上げられたレベル。正直アデクさんより苦戦させられました。強い。

■シャガ

BW2で初めてお相手致しました。はあ、強ぇ。
ドラゴンタイプって弱点が少ない上に、攻撃が通らないから苦戦するにしたって、この人の出すオノノクスはあまりにも強すぎた。
ドットの立ち絵でも判るほどのムキムキボディ。ソウリュウシティが氷漬けにされたとき、あなたのパンチで壊せるんでないかと何度も思う。
そして駆け寄ってくるときに氷上をつる~んとすべってくるの、毎回可愛くて唸る。

■退屈なんかさせないわよ カトレア

名前を聞いて「ええ!?」となったのは良い思い出。大人になりましたね……!!
エスパータイプの使い手というだけあって、超能力で長い髪を浮かばせてすごく可愛い。
でも、バトルは容赦ない。
ほんとに強い。ほんっっとに強い。
二回目のプレイは手持ちの相性もあって、彼女のポケモンたちのサンドバッグになった。それ以来四天王へ挑むときはカトレアちゃんを最初に選んでる。でも毎回苦戦する。
ランクルスのかみなり攻撃で何度も痛い目を遭っているのに、毎度記憶を失っているから、
ランクルスの かみなり! ▼
が出る度に「オゲエェェェェッッッ!!!」ってなる。
なんでだろ。この勝負に限らず、大ダメージを食らうと何故か自分が食らったように声をあげてしまう。
特性:痛み分け/シンクロ
こっちはかみなりでゼェハァ…してるのに、回復した直後に放ってきたきあいだまに玉砕された。

■圧倒的解釈一致の小説作家 シキミ

四天王へ何度も挑む意味は彼女にあった。
戦う前の台詞が各方面のジムリーダーや四天王をテーマにした文章であることに気づいて、これは網羅せざるを得なかった。
四天王のなかでは比較的、平和なバトル。やみのいしでしかお目にかかれないシャンデラを初めて見たときは「次はこの子といっしょに冒険をしよう!」と思わせてくれました。
そんなシャンデラの名前はやきいもです。
よくよく考えたらジムリーダーたちを題材にした文章って、それ同人誌なんじゃ……??……?

■嘘でもいいから弄ばれたい男NO.1 ギーマ

とにかく顔とスタイルが良すぎる。こんなの好きにならないほうが無理だよ。罪な人。
四天王の各フロアはポケモンのタイプじゃなく、トレーナーのイメージに合わせて造られているのが良いよね。ギーマさんの部屋は他と比べて特に気合いが入っているように見える。
比較的、かくとうタイプを連れないパーティだったから、キリキザンは燃やすしかなかった。エンブオーを連れてるときはアームハンマー押しだったけど、乱発したらもたないからどんな風に攻略するか考えさせられる人でした。。
サンムーンをプレイしたとき、浜辺にいた人物の正体がまったく判らなかったんだけど、いま思えば四天王を引退した(ように見える)ギーマさんだったんですね。

■嗚呼、貴方はてえてえ人さ レンブ

この世の尊きものは、彼から産まれている。
何故、レンブさんを最後に持ってきたのか。感情が多すぎて長くなるのが目に見えているから。
旅の途中、チェレンくんはアデクさんから、
「きみはレンブに似ているな」と言われていて、最初は誰のことだろう、と思った。まさか四天王の一人とは考えもしなかった。
匠でありチャンピオンであるアデクさんとの出会いを経て、四天王になるまでの強さを得た経緯は確かにチェレンくんと通ずるものがある。
キャラクターとしてだけではなくて、人間として好感と共感の嵐で、もしかしたらレンブさんが作品のなかで一番思い出深い人かもしれない。
ゲームやポケマスを繰り返す度、レンブさんのことがどんどん好きになっていく。

最強のポケモンなどいないし、ベストの組み合わせもない。
それゆえ、勝ち続けるのは難しい。
だが、強さを求める心。最強を知りたい気持ち。
それを私は、尊いと思う。

オタクはすぐに尊いって言うし、わたしも多用するけどひさしぶりに正しい使い方を見た。
本当に熱くて、胸にぐっと来ることを言う人。
その強さは本物でローブシンのアームハンマーは恐怖の対象でしかありませんでした。
素早さで勝つしかない!!!とアーケオスのアクロバットで一網打尽の予定だったのに、外れてしまうと一瞬で潰されてしまう。
正に力こそパワー。またお相手願います。

■アデク

正直、終盤はNやゲーチスの印象が強すぎて、リーグ二周目にしてようやく「あーそういえばあなたがチャンピオンでしたね」が率直な感想。
という前提もあり、何度も聴いてきたBWの音楽でもアデクさんのチャンピオン戦は未だに口ずさむことができない。すみません。。
旅で会う最中で既にチャンピオンの座を降りようと考えていたんじゃないかな。Nに負けたことが決定打になったのかも、と考えたり。
ゲーチスも言っていたけど、ポケモンに対して優しすぎるから、チャンピオンより指導者が向いていると思う。現にチェレンくんやレンブさん、ハチクさんが立ち直れたのも、アデクさんの言葉があってのことだったんだもんね。

■ゲーチス

 大体こいつのせい。どの面下げてパシオへやって来やがったんですか大賞受賞。
画面に向かって人差し指を突き立てている。それくらいこいつが残した傷は深い。深すぎる。
特にサザンドラ、お前だよ、お前。
お前、ほんと、毎回、お前、お前……。
こいつで壊滅状態まで追い込まれた。次々と倒れていくわたしのポケモンたち。補充を怠ったせいでリュックは空っぽ。ごめんね。
も~~~~~~とにかく
はやい
かたい
つよい
こわい
最終的にはワルビアルを盾にして、サザンドラの技PPがゼロになるまでかいふくのくすりを積み、わるあがきで倒した過去がある。
こうでもしないと勝てなかった。本当に。
なんかもう、この人の場合は人物というよりも、とにかくサザンドラの印象が強すぎて。。
シャッフルでゲーチスの戦闘曲が流れるたびにきあいだまの効果音が聞こえてくる。
彼の最終的な目的は『自分だけがポケモンを使える世界』だったわけだけど、バトルを通じてそれだけは絶対に止めなきゃ、と思ったよ。

■N

■ワザマ・シン先生

 誰だって思ったそこのあなた。いますぐゲームを起動してテレビの前にかじりついて。
 この人本当に面白すぎる。

もう一度プレイして本当に良かった。

おまけ

これは過去の自分とポケモン交換してる自分。