プロローグ② 上田城

①2022年8月6日(初登城)
 いよいよ長野旅行に出発。先に話しておくが、今ほどの熱量もなくスタンプラリーもしていなかったので、ただ城を巡っていただけの当時が憎らしい。もっときちんと見ておけばよかったと後悔している。しかし、そればっかりは仕方ない…
 逸る気持ちのせいか予定していた新幹線の時刻よりもだいぶ早く大宮駅に着いた。朝ごはんを食べていなかったので、駅構内を物色。朝ごはんということで体に優しそうな和食屋「玄米食堂あえん」へ。朝食セットのようなものを頼んだ。小鉢がたくさんあったが少し物足りないかと思った。でも朝にはちょうどいい量だった。とろろが好きだ。

大宮駅の和食「玄米食堂あえん」

 店を出ると、新幹線のいい時間。当初はいきなり長野駅に行こうと思ったけれど、はくたかだと途中で上田駅があることを思い出し、まずは上田に行くことに決めた。切符を変えてもらっていざ出発。

 上田には10時半ごろに到着。さすが真田の街。駅前には真田幸村の銅像がある。他にも、真田家の人物や歴史を紹介する案内板があり、街全体で真田推しなのが分かる。銅像とともにツーショットを取り妻にも報告。上田駅の東口は新幹線駅ということで、コンビニやホテルなどもありそこそこ栄えてる。

上田駅前の真田幸村像
真田家に関する案内板

 すぐ左手行くとお城口天神通りがあり、飲食店がちらほらあったので見てみる。その後一度戻り、国道141号をまっすぐ歩いていくと飲食店やホテルが点在している。少なからず城下町としての名残りだろう。中央2丁目交差点を曲がり大手通りへ。

 すぐに大手門跡、大手門公園がある。市役所には「ここは三の丸」の表示があり、城域の大きさが伺える。暑さもあり市役所でトイレ休憩。選挙の準備をしていた。市役所を出て通りをまっすぐ進むと真田十勇士一人一人の案内板もある。この時は気付かなかったが、上田高等学校に上田藩主の居館跡があり、江戸期の薬医門が残っていたようだ。再訪した時には立ち寄りたい。

 そして城跡に到着。観光案内所に涼みに少し立ち寄りいよいよ攻城。堀や石垣跡が残っていたが当時はスルー。もったいない。まずは、上田市立博物館へ。そこの入り口で親子連れがスタンプを押していた。おそらく100名城スタンプラリーだが、「全国の城のを集めるなんて大変だなあ。」ぐらいに思っていた。まさか、その後自分がスタンプラリーをやるなんて思ってもいなかった。

二の丸入り口の城跡碑

 博物館では上田市の通史の展示物があったが、やはり真田家の展示がメイン。特に真田幸村の肖像画は有名なものだったので印象に残っている。

真田幸村肖像画

 博物館をあとにし、二の丸広場を抜ける。いよいよ一番の見どころの真田石、北櫓、南櫓、東虎口櫓門。何度も言うが、もっときちんと見ておけばよかった。ただ、真田石の大きさには圧倒された。

櫓門の鉄砲狭間
櫓門から二の丸方面
真田石

 櫓門を降りて眞田神社へ。夏だからかたくさんの風鈴があった。ピンチの時の抜け穴として都市伝説が残る真田井戸を見逃した。そして、隅櫓は写真に残してるのに、西櫓は残していなかった。残念…

眞田神社の風鈴
隅櫓

 そんなところで一旦上田城散策は終了。スタンプや御城印はそうだが、もう一度必ず訪れるべき城であることは分かった。
 ちょうどお昼時であったので、城前のお蕎麦屋さん「信州蕎麦の草笛」さんへ。少しだけ待ったが15分ほどで入店。店内は広いが一人旅であったのでカウンター席へ。マツコ・デラックスおすすめの胡桃そばと豚肉丼を注文。

セットにした
信州そば
胡桃ペーストにつゆを入れる
甘しょっぱい感じ
完食です
店の外観

 食べた後は徒歩で上田駅まで。私の城巡りはここから始まったのだ。

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