#093 無理ダチと痛風希【Gt.フーキ】

　生まれて初めてマーシャルに突っ込んだ酔っ払い痛風ギタリストです。コロナに掛かって一週間禁酒した結果、寝起きのだるさや気持ち悪さもない健康体になって、痛風となりました。
　急激な尿酸値の変動で痛風発作を誘発するらしいのですが、そこには尿酸値が下がり健康体へ近づく過程の「下降」も入るようでして。お医者様から確定診断を頂き、一つ大人の証を手に入れた気分です。
　おまけとして、足が痛い風希で痛風希なんて単語も頂きました。

さて、今回は痛風希と無理ダチ。新語登録のお話です。
　痛い風希で痛風希は只今ご説明した通り。では無理ダチとは?

8月前半からプライベートやお店、ライブハウス関連に家族事情などイベントが多発していまして。そもそも何かと夏は盛り上がる時期ですし、お酒も呑みますし、痛風にもなりました。
　まあざっくりと僕の中で2022夏の陣です(乱変陣役事変は把握していませんので悪しからず)

存分に呑み、痛風が悪化し、2022夏の陣を堪能した訳ですが、乱であろうと変であろうと何にせよ、大きな物事の後には必ず後片付けが待ってます。戦後処理とも言いますね。
　今この記事を書いている時点で始末が付いていないので、8月4?日って感じで僕の夏が続いています。夏休みではないのが残念な所。

閑話休題、無理ダチです。前述した後片付けの過程で某ハイラックス乗り(以降ハイさんと呼称)とダラダラ話しておりました。

僕の2022夏の陣は大小様々なイベントが相互に作用して一つのうねりになっています。始まりと終わりを把握し時系列に沿って順序立て、どう関連しているのか紐解いていくのは全体把握に必要な作業です。
　酒を呑みつつ(ハイさんはノンアル)近況報告と雑談と反省会を混ぜながら3時間や4時間も掛ける。しかもそれを4日や5日に分けてやるものだから、やっぱりダラダラとしながら、答え合わせと考察をする。
　この手の話は楽しい反面で面倒臭くもあり、重要性は理解しているものの、酒で混濁し連続性が失われている僕の記憶から紐解くのは大変。
　だからプライベートもイベントも把握して、外付けSSDの役目を果たしてくれるハイさんが、僕の夏を終わらせる生贄として選ばれてしまう。ご愁傷さまです。

僕の生贄……ではなく、相談役として信頼を寄せているハイさん。運転好きで足が軽く(タクシー替わり)、好奇心旺盛で(巻き込みやすい)、人間関係の理解も早く(外付けSSD)、現場を把握する能力に長け(指示して丸投げ)、手の回らない所の補完的役割をこなし(誰かのフォロー役)、こうした後々の面倒事も楽しんでくれる(生贄)
　まさしく僕の求める人物です、贄としては最上級と言えるでしょう。出会ってすぐに捕まえました。
　こちらの一方的な事情から土足で踏み込み、主義や思想に信条を語り、矜持も期待もアレコレソレもフルオープンにして、僕への理解を強要した上で首に縄掛ける勢いで役目を押し付けて!!
　結果としてなんとなく無理矢理トモダチになって貰った訳です(笑)
　　
　彼との答え合わせの最中、酔っぱらった僕が「無理矢理トモダチにしたよね」と言い損ね「無理ダチ」と呼んでから、めでたく新語登録となりました。
　思い返せば友人に限らずバンドメンバーや吞み仲間に後輩など、色々な所で無理矢理な仕組みは昔からだなぁと。
　終わらない夏の終わりに気付きを得て、もう一段と大人に成れそうな痛風希です。気温は下がりつつ日も短くなって来たけれど、本当の秋はまだ遠い気もいたします。
　ですが、僕の夏が終わる頃にはライブがあります、久し振りの都内です。

BuzzWorks秋の陣、今しばらくお待ちくださいませ♪