母の不安で自分の知らない自分の経歴があった件。④
幼い頃から絡まったこの問題を個人で対応すると、時間も傷も膨大だろうと予想できた。ならば法律家だ。弁護士さんは当たり外れ(失礼)があるので、友人知り合いで紹介してもらうのが手堅いのだが。幸いに、親友から良く話を聞いてくれる先生を紹介してもらえた。事務所も市内だ。まずはその先生を紹介してもらった経緯を話して、相談の予約を取り付けた。
これ、どうやって説明しようか…。まぁ、自分で確認する為にも時系列に書き出してみようか。
子供の頃からの一連の流れと、母に疑問を持った元旦の事、教会への問い合わせ。書きながら、やー、これはないよなー、私、自分の子供にこれをやるか?と考えたらやらないもんなー。軽く人権問題だよなー、軽くないわ。あれこれ思うのは自由にして、自分を律せず考えた。何より40代の自分の知らない経歴が40年も平行して貼り付いていた事の不快感。なんでこんな仕打ちするかなー。そもそも、なんで新興宗教なの?不安だから入るんだろう。私を信者籍から抜いたら何か悪い事が起こると思ったのだろうか?とんだ祟り神だな。え、教祖生きてるじゃん。なんだよこれ。40年嘘を吐き続けるって、私の人生の大半なんだけど。
母への色々な思いが崩壊していった。
そして、約束した相談日。時系列にまとめた紙を持って法律事務所のインターフォンを押した。
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