Unified Flyingdisc Session
障がい者を対象にした初のドッヂビーイベント
日本ドッヂビー協会主催のイベント「Unified Flyingdisc Session 」が2月9日(土)に文化シヤッター本社のBXホールで行われました。
障がいをもつ方やその家族、支援者を対象に開かれたこのイベントに文化シヤッターも協力するということで、お手伝いしてきました。私が障害者教育に携わっていること、そしてこのnoteの収益を寄付するとしている「日本ドッヂビー協会」さんの活動であるということで、とても楽しみにしていました。
当日は私の教え子やその家族も10名ほど参加してくれました。私は2歳の息子も連れて、一緒に参加しながらお手伝いさせてもらいました。
60名を超える参加者が!
第一回にも関わらず、60名を超える参加者が集まり、大変賑わいました。参加者は小学生から成人まで、さっと見ると知的障害、ダウン症、自閉症スペクトラムの方やその家族が多かったかなと思います。
内容は
①デモンストレーション
②グループに別れ、4つのブースを回り、ドッヂビーを使ったゲームを体験する。
③ディスクドッヂで試合
2時間という短い時間だったので、多少かけ足だったかなぁと思いましたが、こんなイベントがあるのだよと体験してもらうには、とても良かったです。
日本ドッヂビー協会スタッフの障がい者への理解
スタッフの方達の中には、家族に知的障がいや自閉症スペクトラムをもつ方がいたり、スタッフの方自身が知的障がいをもっていたりということもあり、参加者の方たちへの接し方などを見ていると、柔らかい物腰で、理解できるようにその方に合う方法を探しながら伝えている姿が見られました。素晴らしい!
暖かい雰囲気が、初めて参加する人たちにも安心を与えて、楽しめることができたのではないかなぁと思います。
私の教え子達もとても楽しそうでした!
今後もこの活動を応援したい
今後、ドッヂビーの大会にUnified部門が設置されるそうです。老若男女、障がいがあるなしに関わらず、誰でも楽しく活躍できる場があることが素敵です。
是非今後も応援していきたいと改めて思いました。
余談ですが、
特別支援学校(知的障害)の高等部を卒業すると、ほとんどの方が社会に出ます。
大まかには企業就労、就労を目指す職業訓練施設、就労移行支援事業所、福祉制度を利用した福祉作業所、生活訓練施設、生活介護施設などに進んでいきます。
私は学校で担任を持ち授業をする傍ら、社会に出た卒業生達の支援をする業務を担当しています。よく知られる言葉で言うと、「進路指導」というやつです。
誰でも社会の中で生きていくと、壁にあたり挫けるように、特別支援学校の卒業生達も壁にぶち当たります。「何で働いているのだろう?」「お金って、、、」「楽しくない」「仕事やめたい」
そんな社会の壁を乗り越えられない人の1つの要因に、、、
余暇を楽しむことを知らない
そんな人が多いです。お給料をもらっても使い道がない。休みの日は家にいる。どうして良いかわからない。
私はそんな卒業生達と面談するときは、決まって休日の過ごし方、お給料の使い方を一緒に考えることをしています。心とカラダは1つです。楽しいと思えることがなければ、カラダはリフレッシュされません。カラダを元気に動かさなければ心はリフレッシュされません。
だからフライングディスクを余暇活動の1つとしてもってもらいたいなぁと。
強く願っているわけです。
楽しさを伝えたいのです。
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