見出し画像

逃げろ生きろ生きのびろ!

ひょんなことから
とある本との出会いがありました。
タイトルと、表紙の写真から、
すでにパンチをくらいました。
「逃げろ生きろ生きのびろ!」
なんと力強いタイトルなんでしょう。

客観的に見ても、
割とドラマチックなキョロキョロ
人生を送ってきた私ですが、
劇的なイベントも、
どん底に落ちた時も、
泣きわめいていた時も、
命を絶とうと思ったことは
ほとんど無きに等しいのです。

どんだけ辛い目にあわされたか、
思い知らせるために、
死んでやろうか、
と思ったことはあるのです。
高校生くらいの時に。
でも、
頭も良く、
姿も美しく、
才能豊かな、
輝かしい将来が待っている、
そんな私の命を犠牲にしてまで、
やる価値があるのか?
と思いとどまりました。

なんとも能天気な私。

人生のなかで逆境に陥っても、
どこかで、
「なんとかなる」
という根拠のない自信があって、
割とおおらかに乗り越えてきました。

この本を読んで、
怒りや不安、恐怖心に苛まれて
「生きづらい」人たちが
この世の中にたくさんいることに
気づかされました。

私が気づかないところで、
何気ない言葉が、
何気ない行動が、
誰かの心を大きく傷付けている、
かもしれない。

今までは、
そんなのその人の勝手。
私は傷つけようと思って
言ったんじゃない、
やったんじゃない、
知ったこっちゃない。
と思ってたんですね。
でも、
この本の作者さんのように、
一生懸命、
そんな生き辛さから、
這い上がる努力をしてる、
「生きるって何?」
と問いかけながら生きてる、
そんな人が沢山いるんだろうな
と気がついたのです。

私みたいに
鈍感で能天気な人間には、
想像もつかない辛さに、
日々苦しんでる人がいる。

自分勝手に生きてきた私。
辛いことも苦しいことも、
喉元過ぎれば笑い話にできた私。

この本と出会ったのは、
「苦しんでる人の気持ちを
思いやることができる人になりなさい」
というメッセージかなと、
ふと思ったのでした。

この本との出会いのチャンスをくれた
ひろこさん
ありがとうございました。

エネルギッシュな写真に
圧倒されます。
興味のある方は是非。

逃げろ生きろ生きのびろ!

サポートしてくださる方に愛が溢れ、願いが叶い、いいことが起こり、素敵な出会いがあるように祈りを込めました。いいねを押してくださった方にも同様に。