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「美少女育成!ノンケと化した空手部」を終えて

 とうとう完走まで漕ぎつけました。俺偉いやろ?言うてみ。始めた以上は何としてでも完結させてやる、俺の生き様とくと見とけや!と始めたシリーズですが、ほんとに完結させられちゃいました。これも視聴者兄貴姉貴たちのなんか…暖かい…励ましのおかげです。

 J2を知ったきっかけはんまぁそう…(よく覚えて)ないです。私64世代ではあるんですけど発売当時は若く、4歳のホモガキでした。成人してからふと64を思い出した時にネットサーフィンしていて、「64の隠れた名作」として紹介されていたのをチラチラ見かけ、J2という作品を意識するようになったんです。ジブリ感の強いジョゼットのキャラデザも好みでしたし。

ジョゼット「タカシ君てばあ…」

 それでまあ、とにかく何かの記事でJ2を知り、発売当時のCMをYouTubeで見たんですが「タカシくん!タカシくんてばあ…」と呼びかけるジョゼットの姿を見たらもういけません。あのすねて甘える顔、風にあおられるスカートのひるがえり、HDKNRK姉貴の甘美なお声。私ゃ顔を赤らめながらもいそいそとアキバのまんだらけで箱説付きソフトを購入したのです。去年の、コロナ禍が本格的♂になる前のことでした。

 今年に入り、いよいよパンデミックが酷くなってどこにもイケなくなり、やることねーなー、どうするよヒマだなー。何か新しいインドア趣味でも始めようかと考えて思いついたのが淫夢実況でした。チャーケニストだった大学の学部生時代から動画投稿をやってみたいとは思っていたんですが、う~やっぱり怖ぇよ!なかなか実行には移せずじまい。ですが先述のコロナ禍が引き金になり、とうとう投稿に手を染めるようになった次第です。

 投稿を始めた理由としてはもう一つ、本作の感動を誰かと分かち合いたかったということがあります。J2を初めてクリアしたのは今年の1月末のことでした。この感激を他の人と共有したいという欲求がもう我慢できねえよ…J2プレイした感想をぶち込んでくれよ!とネットの海を漁っていたのですが、自分で作成・投稿した動画にコメントを頂ければ、単に他の方のJ2体験談を読むよりずっとお太い!喜びが得られます。それが投稿の原動力になりましたね。

 憧れていたのは、彼氏の元カレ兄貴やbaggio兄貴のように大量のキメラ語録や語録漫才で埋め尽くすスタイルでした。ですが、初心者の私がそれを真似しようとしても限界があります。なので自分の好きなチャー研語録や昭和特撮ネタを盛り込み、劇場型実況(BB劇場的スタイル)にすることで独自色を出して勝負しようとしました。

 コメ返コーナーを設けたのもそのためで、皆さんからご好評頂けたので喜ばしい限りです。OP・EDをつければ一本のTVアニメのようになり、毎週自分で一つの番組を作っているような気分になれる。その感覚を味わいたかった。「衛星アニメ劇場」なんてコメントを頂くようになりましたが、願ったり叶ったり。

 あと、本シリーズを作るうえで影響を受けたのは「文科省レ○プ!教育者と化した先輩」です。育成ゲーで、長い時間をかけてたどころ先生が生徒たちと愛を育み、最終回では胸を打つ別れが待っている…それを劇場型実況でやれば、より没入感が深い!深すぎ!になるのでは、と考えました。

 何より嬉しかったのは、Part1で頂いた「ぶっちゃけ手込みすぎてて失踪心配だゾ・・・頑張ってくれよな~」というコメントでした。拙いながらも創意工夫を凝らせば、そこを評価してくださる視聴者兄貴姉貴はいるんだなと思いましたね。

 何しろ実況はおろか動画編集・投稿自体初心者なので酷評が多くなるかなと思ったのですが、いや全然!そんなことはなく安心しました。毎回たくさんの好意的なコメントを頂き、大いに励まされたものです。ホモは初心者に寛容。

 Part6での「ゲームもだけど投稿者兄貴のセンス好きなので応援してナス!」というコメも関東レナウン祭りを踊りだすほど嬉しかったですね。自分の感性に忠実に作ったものを、他の誰かも面白いと思ってくれるというのはE!E!とってもE!このまま…天国に行きたい…

 加えて、ファンアートやBBまで作っていただけるとは夢にも思っていませんでした。一番最初にFAを描いてくださった龍燈兄貴、王道を征く可愛いジョゼットの卵おじや姉貴、迫真のキスシーンを再現されたNahl(ナハル)兄貴、かわいくカッコよく迫真空手を身につけたジョゼットのふう子兄貴、ジョゼットたちや三馬鹿が一堂に会するにぎやかな絵のグモリー兄貴。ハイクオリティなBB切り抜きのエイ兄貴、斜め上のセンスで草を生い茂らせる三代目神汚兄貴、ありがとう…もう悔いはないよ。

 兄貴姉貴たちの優しさに支えられ、ジョゼットと三馬鹿、そして私の心の旅はついにゴールへと辿り着きました。感謝の気持ちで泣きそうよ、泣いちゃうわよ。ジョゼットは遠い所へ行ったわけではない、兄貴姉貴たちの心の中で生きてるってそれ一番言われてるから。

 次回作では、誰もが一度は組み立てたことがあるであろうあのプラモを題材にしたゲームに挑みます。一本あたりの時間を短くし、語録密度を上げて作りますので乞うご期待。これからも…よろしくな。

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