後のお楽しみ
瞑想に関する本の中の、瞑想するとこんな効果がありますよ、って書いてあるところは、あまり読まないほうが良いと思います。
期待は瞑想の邪魔になる気がします。
毎日していても、何の違いも感じられない時もありますし、あれ? と云う日もあります。
歯を磨いたり、顔を洗ったりするように、特に期待もなく、いつもやっていることだから、くらいの方が上手くいく気がします。
京都のお寺に行くと、たまに、ししおどしという、斜めにした竹に徐々に水が溜まって、ある程度までいくと、カッタンってなるやつがお庭にありますが、私は瞑想もそんな感じかなと思ってます。
毎日やっていると、効果が知らんうちに溜まっていって、ある時ふと、「あれ?変わったんかなぁ」って気づくときが来る。
変化は必ず起こりますが、起こそうとすると起きなくなる
変化が起きるまでは、なーんも期待せず、特に目的もなく、やった方がいいと思います。
どんな違いが現れるのかは、後のお楽しみということで。
(でも、これも期待かな・・・・・)
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初めから、熟練した人のやり方を細かなところまでキチンと真似するよりは、坐る習慣がつくまでは、自分に合った無理のないやり方で坐り、ある程度瞑想に慣れ、長時間坐れるようになってから、それに合った姿勢や呼吸にされたほうが良いと思います。
🎃尚、人によって、瞑想そのものが合わないことがあります。間違った方法で深く入ると怖くなったりします。十分お気を付けください。