見出し画像

シュウメイギク(秋明菊)の咲くお寺 善峯寺(よしみねでら)

京都市西京区にある善峯寺へお参りに伺いました。

東門

西国三十三所の20番札所のお寺です。

山門

立派な山門をくぐると、

シュウメイギク

いろんな色のシュウメイギクが参拝者を出迎えてくれてました。

シュウメイギクは、アネモネの仲間で、菊の仲間ではないそうです。
古い時代に日本に帰化した花で、本来は、赤紫の八重の花なのだそうです。
この八重咲きの花が菊に似ているところからついた名前だそうです。

赤紫の八重咲きのシュウメイギク
薄いピンクのシュウメイギク

一重や、白のシュウメイギクは、あとから作られたものだそうです。

ですが、一番目にするのは、一重の白い花なので、私もこの花が、シュウメイギク本来の花と、思っていました。

観音堂(本堂)

善峯寺の御本尊様は、千手観世音菩薩様です。
お参りをして、仮名の御朱印と、腰痛のお守りをいただきました。

このお寺には、有名な松の木があります。

松の中心のところ

五葉松で、樹齢600年、松食い虫の被害を受けるまでは、全長50メートルだったそうです(今は37mです)

こちらが右側20m

上から見てL字型に、低く枝が伸びています。

こっちは左側17m
枝が支えられていました

日本一?国の天然記念物に指定されているようです。

名前があって、遊龍というそうです。地を這うような姿が、龍が遊んでいるように見えたのでしょうか。

その後、境内のお堂を回りました。

広い境内には、参道が整備されていて、たくさんのお堂を一巡できるようになっていました。

その参道の両脇にも、シュウメイギクがいたるところに植えられていました。

花のお寺は多いですが、シュウメイギクがこれ程咲いているお寺は、珍しいと思いました。

3万坪の境内に5000本のシュウメイギクが植えられているそうです。

薬師堂

ゆるい坂道をどんどん登っていくと、頂上に薬師堂があり、ここでもまた、シュウメイギクが迎えてくれていました。

ここからの眺めは素晴らしかったです。京都市内を北から南まで一望できました。
京都タワーも見えました。

思わずパノラマ写真を撮ってみました。

京都市内のパノラマ

シュウメイギクが咲いていることは知らないで伺いましたが、たまたまこの花に会えて、この花が一層好きになりました。