川口基督教会
大阪市の西区は、大きなマンションの建ち並ぶ所です。
そんな都会の真ん中に、川口基督教会はあります。
煉瓦造りのきれいな建物を外から見ていたら、女性の方が「どうぞ」と、中を案内してくださいました。
聖公会(カトリックとプロテスタントの中間だとおっしゃっておられました)の教会で、観光の建物ではなく、今でも礼拝に使われています。
この建物は、102年前からあるものだそうですが、ここに英語講習所(後の立教大学)という教会の元になった建物が建てられたのは、1870年で、日本最古のプロテスタント教会の横浜海岸協会(1872年)より古いのだそうです。
後には、二階席がありました。
遠くのステンドグラスは、近づくと次のような感じです。
南側のステンドグラスは、どこかの大学の方が、描かれたものだそうです。
途中から、司祭様が説明してくださいました。
塔の途中からレンガが変わっているのは、阪神淡路大震災で崩れたのを再建したからなのだそうです。
中から鐘の音がしていました。
都心の真ん中にある教会ですが、堂内には深い静けさがありました。
思いがけず、100年を超える祈りの場に立たせていただけて、明るい静けさを感じました。
それがイエス様の愛なのか、祈りのエネルギーなのかはわかりません。
でも、そこにいるだけで、とても安心できて、心が穏やかになる場所でした。