丸いひいらぎの葉
柊(ひいらぎ)の話です。
この幹が3つに分かれている木が、ヒイラギの木です。
普通、ヒイラギの葉っぱは、鋭い棘のような突起がいくつもあります。
こんなふうに。
その棘で動物から身を守っているそうです。
また、昔からその棘が邪気を払うと言われ、節分には、イワシの頭と共に、家の玄関に飾られます。
ところが、このヒイラギの木には、よく見ると、尖ったところの少ない葉っぱのほうが多いんです。
ツバキの葉っぱにも似てます。
なぜだと思われますか?
その理由は、このヒイラギが老木だからです。
ヒイラギは、老木になると葉っぱの棘が減るんです。
どんどん棘が減ってしまいには、棘は先だけになり丸い葉っぱになるんだそうです。
・・ふーん・・・そうなんだ・・