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ムシトリナデシコ

今、どこを散歩しても、満開のムシトリナデシコに会います。

国道の脇の歩道でも、ブランコのある公園でも、ジャガイモの花が咲いてる畑の隅っこでも。

ここは空地のすみっこです。

虫取り撫子

ムシトリナデシコは、「虫取り撫子」と書きます。

茎の上の方がネバネバしていて、蜜を舐めに茎を上がってくる蟻がひっついて、花に行けない仕組みになってるのが、名前の由来だそうです。

蟻は、受粉に関係ないので、蜜を舐めんといて欲しいんでしょうね。

私が「フンフンフン」って、上機嫌でおいしいパン屋さんに行ったら、“臨時休業”だったみたいな、
せっかく茎を上った蟻のガッカリ感が分かる気がします。
チョット違いますかね。

蜂が来ていました。

蜂は、受粉に関係するので、ムシトリナデシコにとっては、来てほしいお客さんです。

花言葉は 「罠」  

ドキッ

たったひとつだけ 白い花が咲いていました。

写真を撮っていたら、通りかかった方が、声をかけてくださったので、「一つだけ白い花が咲いてます」と言って、二人で「あーだこーだ」言いながら見てました。

ムシトリナデシコ

5月21日 追記
ネバネバしているところを見に行きました。

色が黄色くなってるところがネバネバしているところです。
細い茎の株には、このネバネバが殆どないのもありました。

たくさん見ていたら、一匹のアブラムシがひっついていました。
やはり、効果があるようです。