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テオ・ヤンセン展

テオ・ヤンセン展に行ってきました。

これは、オランダのテオ・ヤンセンさんが作り出した、砂浜の生命体・ストランド  ビーストと呼ばれる一連の作品です。帆に風を受けて、風の力で動く不思議な生きもののようなものです。


いろんな形のものがあります。これはプロペラを持ったもの。

日本でもホームセンターで売られている塩化ビニールの水道管や、ゴムチューブ、結束バンド、ペットボトル、紐、布などで作られていました。

実際に、会場で動かしてくれる時間もありました。
結構早く動いていました。

これはとても滑らかに足が動いていました。
本当に生きているようです。

これは、風を受けると後ろのほうがイモムシのように次々と上下に動いていました。

これは、前の三角形のところが動物が首をふるように動きます。

これは一番大きなもので、今までの動きを全て組み込んだものだそうで、上の布がヒラヒラ波のように動きながら、進んでいました。



検索していただくと、いくらでも動いている映像が出てくるので(私には、それをここに貼り付ける知識がないので)是非ご覧になってみてください。

この展覧会に行って一番強く印象に残ったことは、テオ・ヤンセンさんが、自分の好きなことを、何十年も真剣にやり続けておられるということでした。

自らの作品に、自分の全てを注ぎ込み、新しいいのちを作ることに、没頭しておられることが、会場のビデオや、資料で分かりました。

なんて素敵な人生だろうと思いました。