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かぶとむし

「お盆が終わったけど、今年の夏はカブトムシをまだ見てないな」と思っていたら、今日、お寺の近くの道を横断中のカブトムシに会いました。

夜行性のカブトムシが、真っ昼間、何故みちの上を歩いていたのかは分かりません。

でも、せっかくなので少し遊んでもらいました。

私の腕をぐいぐい上ってきます。

赤みの強い男前のカブトムシです。

そろそろオスのカブトムシの季節は終わる頃です。これから森で見られるのはメスが多くなります。


私はある時期から、オスよりメスのカブトムシの方が好きになりま
した。

メスのカブトムシが採れると一人で喜んでました。

メスはたまごを産んでくれるからです。

メスの産んだたまごは、翌年にはたくさんのカブトムシになって、森に帰っていきました。


しばらく、カブトムシと遊んでいると、年配の男性に連れられた網をもった少年がやってきて、私の手を上るカブトムシをじっと見ていました。

今頃、このカブトムシは男の子に見つめられながら昆虫ゼリーを舐めているはずです。

かわいいメスと一緒だといいのですが。