#1_エセ / 知ったかぶり

ここでは自分が思ったこと、感じたことを書いていこうと思います。
1回目は

エセ / 知ったかぶり

とさせていただきます。
辞書で調べると、

-エセ-
1 似てはいるが本物ではない、にせものである、の意を表す。「—文化人」「—学問」
2 つまらない、とるにたりない、質の悪い、の意を表す。

-知ったかぶり-
知らないことを知っているかのように見せかけて振舞うこと。「知った振り」とも言う。

この2つのワードに関して、
今まで日々ずっと感じてきて、ストレスも感じてきたことも多いので、
ここであえて文面化しようと思いました。

と申しますのも、
結婚しても、
子供ができても、
自分が40歳になっても、
2023年になっても、
こんなにSNSがあっても、
コロナが終わりかけても、

未だにそういう人っているな、むしろ多くなっているな、
という印象です。
当たり前かもしれませんが・・・

そんなこと今更・・・
というのはおっしゃる通りですが、
なんか自分としてはいきづらい、やりづらい、
こいつらカッコ悪いなー
と思いつつ、
世の中は声が大きい人が結局はうまくいく
というのもあると思います。

何個か手短に例を


-A-
飲み会での一幕。
最近自分の近くに引っ越してきた先輩。
「会社まで1時間かかるのちょー辛いよね、仏滅くんもそうでしょ」
「あそこの店行った?俺のオススメ」
「いつも誘うのに、全然きてくれないじゃん」
などなど
都度言い返すのも疲れるし、
言い返したら言い返したでマウント取っている感じにも思われたくなく、
「そうですね・・・」
となってしまう、
が、
心の中では、
「よく2.3ヶ月しかいないのにさも何年もいるように達者に言えるなー」
「とはいえ情報量としては浅いことばかりだなー」
と思ってしまう。

-B-
好きな格闘技の話を、友人とLINEしていた昨年の一幕。
友人A
「RIZINは面白いけど、海外から選手が来ないとそろそろネタ切れ感出てきたよね」
仏滅(以下「仏」)
「最近、コロナもあるが、結構きているね」
要は少し齧った知識ですぐに発言する感じ。
浅いなー、知ったかぶりがすごいなー
と思ってしまう。
自分がたまらず、マウントを取ってしまってもいるかと思うと、
反省ではありますが。。。

-C-
会議での打合せの一幕
お客様A
「鎌倉殿の善児の梶原善さんの演技良かったよねー」

「良かったですよね、台詞少ないんですけど、
 殺し屋としての目がすごいですよね」
お客様B
「そうだよね、最後まで残っていてね」

あれ?
善児は中盤で死にましたけど。
その知識、逆にどこから出てきました?



多少誇張していますが、
最近のですとこんなです。

何が自分言いたいのか、
もしくは
なんでこんなモヤモヤするのか。。。
整理しますと、

1:発言することが大事って、本当に大事なのか
発言することが大事!
最近よく言われていることだと思います。
確かに大事だと思うし、
自分は臆病なところがあるので、
発言しすぎないこともよくはないが、
発言することが大事!
ってのが先行しすぎているのではないか
と思ってしまう。
「とりあえず言う」事による言葉の重みが薄いな、
と思ってしまう。

2:敬意がない
会話の一端でそうなるとすると、
相手への敬意がない、相手を軽んじているな
とも思ってしまう、
場をつなぐために、相手に対して直ぐに反応しなくては、
と言うこともあるとは思いますが、
とはいえこう行った状況ってマウント取る時が多いなと思う。
優位に立ちたいのかなーと思ってしまう。

3:声が大きい人、先に発言した勝ち
勝ち負けというのは安直だが、
結局先に行った方が、一番乗りの方が、
声が大きい方がなんとなく「そーかー」とは思われがち、
人に印象は付くのかも
と思う。

とはいえ、
人の振り見て我が振り直せ
です。
自分がそう思うってことは、
自分自身もそのように振舞っている
こともあると思います。

自戒の念を込めて。

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