slay the spire ゲームバランスを弄らずに快適性を上げるmod

 普段はキャラ追加modの解説記事ばかり書いていますが、今回は少し毛色を変えて別のものを。今回ご紹介いたしますのはタイトルの通り、「ゲームバランスを弄らずに快適性を上げるmod」です。とはいうものの、一部modはケアレスミスを減らす働きのあるmodですので、そういったゲームバランス以外の部分での難易度変化も気になるという方は省いていただければと思います。

 特別難しいこともありませんが、mod導入の手順はこちらのガイドが非常に分かりやすいです。そもそもmodの入れ方が分からないという方は見ながら導入することをオススメします。


・快適性向上mod(QoL系mod)


①SuperFastMode

 個人的おすすめ度No.1、ゲームスピードを高速モードよりもさらに早くするmod。導入することで戦闘以外の演出も早くなり、1走あたりの時間が短縮されます。サクサクとゲームが進むようになるため、時間がない社会人の方や課題に追われる大学生の方に特におすすめです。

 ただし1つ注意点が。lobotomyなどの一部modでは、そもそも特殊な演出があることから通常の高速モードすら非推奨のものがあります。そういったmodで遊ぶ際には、バグ防止のために一時的にこのmodを外してプレイするようにしましょう。


②Colored Map

 効果はシンプル。マップがそれぞれ色分けされ、どこが何マスかというのが一目でわかりやすくなります。タイトル画面の「mods」のconfigから色の設定もでき、ある程度自分好みの色に変えることもできます。少しだけ雰囲気を変えて気分転換したい方にもオススメです。

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③Highlight path

 マップを開いてマスを右クリックすることでマークが付けられるようになるmod。予めある程度「あそこを通ってこう行こう!」と決めてても、いざ分岐になるとどっちに行こうとしていたか忘れるなんて経験があると思います。そんな問題を一発で解決してくれる、シンプルながら使い勝手の良いmodです。丸をいくつでも付けられるため、お目当てのマスにマークを付けてルートごとに位置や数を比較なんてことも簡単にできます。まさしく痒い所に手が届くmodと言えるでしょう。めちゃくちゃ便利なので導入推奨です。

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④Relic Stats

 こちらはレリックの効果がどれほど発揮されたかをデータとして見られるようになるmod。これだけでは分かりにくいかと思いますので画像にて解説。

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 こんな風にレリックにカーソルを合わせると、「Stats」の欄に数値が表示されます。画像のザ・ブーツの場合、上から総ダメージ,ターン事の平均ダメージ,戦闘毎の平均ダメージが表示されています。このレリック毎のデータはプレイ履歴の戦績画面でも確認できるため、全戦闘を通したレリックの活躍を知ることが出来ます。これが中々面白く、見直してみると自分が微妙と思っていたレリックが思った以上に活躍しているなんてことも結構あります。色々なレリックのデータを把握することで、ショップで取る選択肢が以前までと少し変わったりするかもしれません。知識を増やしたり、自分のプレイをより詳しく分析して上達に繋げたい方には特にオススメです

 ちなみに、パンドラやアストロラーベなんかは変化先のカードを確認できるようになります。クリア履歴を見ていて、「これなんかクリアしてるけどパンドラで何に変わったんだっけ・・・?」みたいなモヤモヤを感じることがなくなるのも良いですね。

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⑤DeakTracker

 戦闘中、山札と捨て札の上にパッと見で中が確認できる簡易的なリストが表示されるようになるmod

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 画像の通り、画面左側には現在山札にあるカードが、画面右側には捨て札にあるカードが表示されます。じっくり考えるにはやはりそれぞれしっかりと確認したほうが良いですが、ウォッチャーなんかで山札のスタンス変更カードの状況をパッと確認したいといったような状況ですと非常に便利です。位置的にデッキが厚くなっても邪魔にならないのでご安心ください。勿論順番通りに表示されているわけではないので、難易度の易化を気にしている方も何も気にせず導入してOKです。


⑥Quick Restart

 リザルト画面や、設定画面のプレイを破棄するボタンの上に再走ボタンが追加されるmod。詰みと感じた瞬間に設定画面を開いてこのボタンを押すと、リザルト画面やタイトル画面を経由せずにそのまま次のランへと移行できます。リプレイ性の高いこのゲームならではの機能追加modですね。

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 また、戦闘中には設定画面左下に「Restart combat」というリロードボタンが追加されますが、こちらは普段からリロードを封じているプレイヤーには全く関係ないです。存在を忘れていつも通り塔を登り続けましょう。私もそうしています。ただ、最善手を考える練習をしたい方や、カジュアルにプレイしたい方には便利なボタンかと思います。狂ったように単キャラを連続プレイするガチ勢プレイヤーの方にも、ゆる~く試行錯誤してプレイしたいカジュアルプレイヤーの方にも幅広くオススメできるmodです。


⑦Minty spire

 全24個、「ここがこうなら・・・」や「こんな表示があれば・・・」を叶えてくれるQoLの代表mod。特に便利なのは、多段ダメージや複数の敵からのダメージ量をプレイヤーキャラの頭の上に表示してくれる機能と、カード確認画面でUG前と後を比較した際にどこが変わったのかを分かりやすく表示してくれる機能でしょうか。他にも、マップにボス名が表示されるようになり上までスクロールしなくても分かるようになる機能や、ネクロノミコンなどの効果の対象となっているカードが視覚的に分かりやすくなる機能なんかもあります。如何せん量が量なので、全ての変更点を知りたい場合には上記のリンクに飛んで「current features include」より下の部分をコピぺして翻訳にぶち込んで下さい。色々面倒な方は取り合えず導入しておけば損はありません。どなたにもオススメです。


⑧Colored Map

 自分や相手に付与されたバフとデバフを色分けしてくれるmod。恐らく大多数の方は「こんなんいらなくね?」と思われたかと考えますが、このmodはキャラ追加modと併用する際に真価を発揮します。ほとんどのmodが英語ということもありますが、キャラ追加modで増える状態異常を初見でバフデバフと判断するのは中々難しいです。そんな問題を、色付けという方法で解決してくれるのが本mod。通常はバフは緑、デバフは赤の表示ですが、青/オレンジや紫/黄色に変更することも可能ですので、特定の色弱を持っている方は適宜変更することをオススメします

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番外編:人によっては勧められるmod,バグ遭遇時の対処手段mod


①Permanent Neow Options

https://steamcommunity.com/sharedfiles/filedetails/?id=1759850158&searchtext=

 1ボスにたどり着かなくても常にネオーが4つの選択肢を用意してくれるようになるmod。私は導入しておりませんが、常に初期レリック交換で遊びたい方や、エリートで事故って瞬殺された場合にも色々選びたいといった方にはオススメです。


②Unlock Everything Mod

 導入して1度起動すれば、通常のデータの方でもデフォルト4キャラA20、デイリーやカスタム、心臓挑戦権、ベータアートなど、いろいろな要素が解放されるmod。データ書き換えと本来なら推奨しにくいmodではありますが、発生する可能性のあるアセンションレベルバグへの緊急の対策として一応ご紹介いたします

 原因はわかりませんが、複数のmodを導入している際にアセンションの進行度がリセットされ、0からのスタートとなる場合がごく稀にあります。そんなバグに当たった際にはこのmodを導入して1度起動すれば元通りになりますので、データのリカバリーとして使用できます。勿論、ファイルを自分で弄れる方は探してそこだけ書き換える方が干渉部分が少なく安心ですが、そういった方面にあまり明るくないという方はこのmodで対処可能です。プレイデータなどの部分は書き換わらずにアンロック要素が全開放されるだけですので、普通にプレイしていた方のデータに入れても恐らくアセンションを上げていなかったらそこが解放されるくらいでしょうか。基本的に推奨はしませんが、プレイしていて突然バグに襲われた際にはこのmodを導入すればデータをある程度修復できる、と何となく覚えておくと良いかもしれません。また、前まではswitchやios,android等の別プラットフォームでやり込んでいたけれど、pcを買ったからsteam版に移行したといった方も良いのかもしれません。とはいえ、セーブデータ書き換えという楽しみ方の一部をぶっ壊すmodであることには変わりません。導入は自己責任でお願いいたします


終わりに

 番外編含め全9つのmodをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。私は実際に①~⑧のmodを導入して、快適なプレイを楽しんでおります。最近では様々なプラットフォームで配信されているslay the spireですが、こうして自分に合わせて快適性を上げてプレイできるのはsteam版のみの利点といえます。一度これらを導入してプレイすると、もしかしたらもう他のプラットフォームでのプレイが出来なくなるかもしれません。そのくらい便利です。一通りバニラで遊び尽くし、あとは自分が思ったようにプレイするだけといった方は是非1度導入してプレイしてみて下さい。


※おまけ PCを持っているけど寝ながらmod the spireをやりたい場合

iosの場合には操作に慣れが必要ですが、steam linkのアプリを利用することでmod環境でのプレイをすることもできます。デスクトップpcは持っているけど寝ながらプレイしたい!といった時なんかはios版ではなくこちらを使えばpcから多少離れていても普通にプレイできますのでお試しください。

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