2009年08月24日 断続的な腹痛
そう私、下らないことや面倒くさいことが苦手で。でもそんなもの得意な人は居ないって朧は言ったけど、それでもやっぱりいろんなことに耐久力が無さすぎて、いろんな人にごめんなさいと思う。
引き際が分からなくなりがちだから何もない状態は一番楽で、他人の期待と自分の間の溝を眺めてはため息をつく作業。自由で可愛らしい女の子たちが大好きで、ずっと繭の中に篭もってその子たちの笑顔を眺めて居られたらいいのに。
上手く立ち回ることや現実と折り合いをつけて人並みに生きることをもうなんとなく諦めてしまっていて、でもそこに不幸は感じられなくて、そのことを申し訳ないと思いながらもゆるゆると溶け出してしまえばいいのにと考えている。
右耳の耳鳴り、過去の輝かしい時間を愛でながら目に映るのは二重のぼやけた現実で、そこにはもう居ない筈の愛犬たち、もう居ない筈の深く優しかった愉快な恋人、もう居ない筈の父親。
今日食べた物や美味しい蕎麦屋、美しくセンチメンタルな心情、ヒステリックな独占欲を脈絡もなく交互に送りつけてくる物書きは私の現実では腹の足しにもならず時には煩わしいと思いながら、それでも私には必要な人たち。
いろんな人の期待を裏切ってごめんなさい。私に足並みを揃えようとしたり私の容赦を求めたりしない下さい。私は救いようのない馬鹿だから、きっと期待には応えられないから。
でも私、もっともっとあっちに行きたいんだ。
その時誰にも愛されなくて、結果一人きりでも仕方ないと思ってる。
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