2014年03月31日 目が覚めない
ねむい。
寝ては起きて、起きては寝て。それなのに朝はいつも起きられない。
ほしいものはいろいろ。
美容院に行きたいとか、トレンチコートとか、そんなどうにでもなること。
本当はぺこを抱いて暖かければもう。贅沢を言うならわたしがぺこを守って抱くように、わたしを抱いてくれる人があればいいのにと思うけど。
どうぶつだからね、丸く寄り添ってありたいよね。
きっとだれでも。
悲しい時に悲しい理由はぺこにしか言わないことにきめた。そうしたらいつ誰が見たわたしも悲しくないし、誰がわたしを見ても悲しくない。
そういうやつ。やさしいやつ。
可愛げなんか大昔にどっかで捨てちゃったし、罵られて黙って言うこと聞くほど大人しくもなければ、忘れられっぱなしでいい子に待ち続けられるほど純情でもないらしい。
月曜日が始まって火曜日が過ぎる生活。
花粉と鳶が空を飛んで、私は電車に乗る。
このままどこに行くのかなあ。右目から涙が止まらない花粉症のすっぴん女はマスクの陰に縮こまって、電車の中で小さくなる。
今年こそ柏尾川沿いの夜桜をもう一度見に行きたい。
私今なら夜の柏尾川に飛び込んでも、夜中に会社の前の8車線道路を目を瞑って渡っても平気なくらい強い気がするよ!
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