2011年11月15日 back?

書いては消し、消しては書いて。ぺこを撫でていると結局すぐ寝ちゃうから。ずっとそんな感じ。すごく眠る日と軽く眠る日が交互で、楽しい夢と怖い夢も交互、暖かい日と寒い日も交互。ぺこと布団がなにより暖かくて気持ちいい。満足も物足りなさも不満も、優しい人も大事な人も愉快な人も失礼な人も、全て適度でちょうど良い。総じて良くバランスがとれている。

気持ちが荒んで底意地の悪いことを思ったり、小姑みたいなみみっちい物言いしか出来なくなるようなのは嫌だから、疲れた時は深呼吸して遠くを眺める。目を閉じて甘い紅茶をゆっくり飲む。暖かい人の名前を呼ぶ。

先日の古い友人から電話があった。
『週末は実家に戻ってたからそっちに居たんだけど体調を崩して連絡できなかった、次に帰ったときにまた連絡します。ごめんね』と謝られた。
何時と何の約束をしたわけでもないし、特別会わなければいけない用件があるわけでもない。言わなければ分からないのに、律儀すぎて笑ってしまった。

必要かどうかは別として、正直で誠実で優しいなぁと嬉しくなる。用事もない相手の私をそんなに気にかける必要もないのにと申し訳なくなる反面、その細やかな配慮のお陰で安心したり嬉しかったりする部分は絶対あって。だから暖かく丁寧に応えなくちゃ。もし無事再会できたなら、楽しいお話をたくさんしていっぱい笑ってもらおう。

日に日に真摯に冷たくなってきた風のせいで、ふとした静かな言葉が突然どきりと胸を突く。毎年きついと思うのに、そういう恐怖と痛みが結局のところ何より好き。想像する痛みと現実と諦観と覚悟。夏より冬の方が潔い。今年もまた美しい冬が来る。

今日は釣りの夢を見せて。

淡路島って何が釣れるの?

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