九州とか旅行 4日目
7時前に起床。
いよいよ、旅の行先が鹿児島に決まった一番大きな理由、 鹿児島ユナイテッド対柏レイソルである。
昨日とおなじホテルの朝食バイキング会場で食べる。メニューは全く同じようなので、適当に違うものを食べることにする。でもさつま揚げは毎日食べている。
卵かけご飯用の出汁が旨いらしい。なお卵かけご飯用の茶碗は完全にどんぶり鉢である。
白波スタジアムへは鹿児島中央駅からバスで向かうことにした。シャトルではなく路線バスである。(駅からシャトルがない)
鹿児島中央駅近辺はかなり賑わっているのだけど、レプリカとかグッズを身に付けた人をあまり見掛けず少し不安になりつつバス乗り場へ。よく見ると目の前に並んでいたご老人が鹿児島ユナイテッドのピンバッジを帽子に付けていたので安心していたところ、ご老人がバス会社の方に「サッカー観に行きたいんだけどこれでいいのか」と鹿児島の方言で聞いておられる、ような気がする。最近ご興味を持たれた御仁でしたかそうでしたか…!結果合っているようなのでひとまず安心してバスに乗る。
で、この市バスが凄かった。
まず運転手さんの方言がすごい。慣れないとヒアリングが難しい方言とか暗号に使われたことがあるとかの薩摩弁、運転手さんのアナウンスはほぼ聞き取れない。ここ数日で多少は聞いたかと思ったけど全然だめ。バスは運転手さんが話したあとに、録音の女性のアナウンスが流れるのでわかるけど、それがないとほとんどわからない。
あと、運転なのか道なのか車体なのかわからないけどとにかく揺れる。つり革に掴まって立って居たけどめちゃくちゃよろける。見るとみんなつり革ではなくつり革を吊っているバーを掴んでいる。そうか、バーならつり革より揺れにくい。新たな知見を得た。この旅2つめのライフハックである。(そうか?)
で、ようやくスタジアムに到着。鴨池陸上競技場のほうが馴染みがあるけど白波スタジアムである。
不思議な彫刻が迎えてくれる。いまさらだけど鹿児島って大きい彫刻多いですね。
美味しそうなスタグルを前に、行列に並んでしばらくしてから完売を告げられたり、3分に1組くらいしか進まない列に並んでしまったりしてなかなか買えないもので文句などツイートしつつ並ぶ。
(真面目な話Putmenuはスタグルに革命的な便利さをもたらすので飯が旨いJクラブがこれを導入するとすごいことになると思う)
油ぞうめんをGETして入場。スタジアムに入ってすぐに振る舞い酒と称して焼酎を配っていた。手が空いていたら貰いたかった…!
ようやく席に着いたらもう選手入場の時間。100試合出場の選手を称えるセレモニーをやってるけど、チャントがバンビーノのダンシングフィッソン族だ!
で、この試合。ホームの鹿児島ユナイテッドは今季からJ3からJ2に昇格してきたチーム、対する柏レイソルは今季からJ2に降格してきたチーム。昨季までであれば接点の少なそうなチームがリーグ戦で合間見えるという状態なのだ。
(なお、試合内容に関する手記はここで途絶えている…伝承によると鹿児島ユナイテッドが2-1で勝利したと伝えられている)
メインスタンドからは桜島を借景にした風景が楽しめる。ダイナミックな国体型の陸上競技場兼球技場。借景という言葉は昨日の仙巌園の説明から借りてきたけど使い方は合っているのだろうか。
しかも桜島は試合中も何度か煙をあげるもので、旅行客には刺激が強い。試合後にコップの底を見てみると灰がはいっていた。
まあ、もう飲んじゃったしな。
帰りは徒歩15分ほどの距離にある路面電車乗り場にGo。鴨池陸上競技場近辺は公共施設とか大きい建物が多いなあなどと適当に街歩きを楽しみつつ市電で鹿児島中央駅前に帰還。
ここから次の目的地に九州新幹線で移動。
発車までの時間潰し兼休暇にお茶でも飲もうかと駅前をうろうろしていたのに、お店が混んでたりなんだりで結局ごはんにした。
グラスビール無料ってだいぶすごい。15時以降使い物にならない大人が確実に増える。
適当に頼んだ牛蒡と牛肉のうどんが旨い。細くてふにゃふにゃの麺に濃い出汁が合う。
それはそれとして新幹線でもお供を調達して食べるよ。
寳のクラフトチューハイはとても美味しい。あと食べ納めで揚げたてさつま揚げ。
で、日が落ちてから下関に到着。
いよいよ明日が最終日、宿へ向かおうとしたら同行者宛に仕事のトラブルの電話が。遠隔操作で業者さんを依頼し、へろへろになりながらなんとかホテルにチェックイン。
この同行者、以前も自分の応援しているチームの試合を観に九州まで旅行した際、負け試合の直後に仕事のトラブルの電話がかかってきている。今回は試合終了から6時間は経過している分マシなのだろうか。
基本的に迷信は信じない類いだと思っていたのだけど、さすがに嬉しくない部屋番号だ。
不安を残しつつ最終日へ続く。
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