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九州とか旅行 2日目(前編)

5時過ぎに起床。こんなに早く起きてしまうのは完全に呑みすぎである。そのわりに二日酔いの症状はない。鹿児島の焼酎の力なのだろうか。

さっそく早朝から開いている砂蒸し風呂へ行く。朝もはよから老若男女、というには老が多い行列に並んで砂蒸してもらう。みんな元気だな…。

砂蒸し風呂では専用の浴衣だけを着て砂に埋めて貰う。砂は寝転んだだけでもう温かい。体にフィットする形の岩盤浴。砂をかけて貰うとかなり重い。立派な綿のお布団のような重さだ。『3月のライオン』でもレンチンした濡れ布団と言っていたけど言い得て妙すぎる。

熱いときは低温やけどをするかもしれないから砂のなかで動いてねと言われるので、熱く感じる場所を一通り動かす。両足の指先と右手の指先、右の向こうずねの真ん中の一部。右の向こうずねの真ん中、どうやって動かしたらいいんだ…右足のほとんどは快適なのに向こうずねの真ん中の一部だけ…。何の弱点だ。肩のうしろの2本のゴボウのまんなかにあるスネ毛の下のロココ調の右なのか。

スネはともかく、熱い部分以外はじっとしているつもりなのだけれど、5分もするとかけてもらった砂が少しずつ落ちてくる。すると係りの人が追加の砂がいるか聞いてくれるのだ。追加の砂でまたフレッシュな熱さと重さが気持ち良い。砂蒸し風呂、おすすめです。(雑なレコメンド)

お風呂の後は朝ごはん。朝食ビュッフェは上手に取れませんでした。楽しいけど難しい。

洋食と和食のおかずがあって主食がないという散々な一皿。あとおかずが全体的に茶色い。オリジン弁当のお惣菜詰めるのはわりと得意だと思っていたんだけどな…。

宿を出たら本日のアクティビティふたつ目。干潮のあいだの一定の時間だけ歩いて渡れる無人島、知林ヶ島へGO。RPG感のある設定でたまらんな!と訪問先に決めたのだけど、地元的には縁結びで売り出しているらしい。

砂州の上は、視界の両端に波打ち際が迫ってきて不思議な感じ。そして海上と同じくらい風が吹く。天気が良くて日の照り返しが強くて、風が強くて磯の香りがして、インドア派としては立っているだけでお外で遊んでいる感が満喫できます。

しかし、一日数時間だけ海水から顔を出した砂の上を歩くわけで、踏み固められた砂浜を想像すると段違いの難易度。ふわふわの砂に足を踏み入れると体重分きっちり沈みます。体重が重い分かかとから一歩一歩着実に沈みます。普段たくさん歩くとせいぜいふくらはぎが張る程度なんですが、数日後、向うずねとか太ももとか慣れない場所が筋肉痛になる予感大。

砂の上を歩くときはほかの人の足跡の上を歩くと少しマシという微妙なライフハックを発見しつつ、なんとか踏破。

指宿駅前に戻ってきた。そういえば今更気づいたけどここはカーラ君のふるさとだ。アロハ宣言の看板探すの忘れてたな。

指宿駅前に足湯がある。足湯の真ん中に全裸でこれから風呂に向かうであろう一家の銅像がある。全裸の銅像を囲んで熱い足湯を楽しむのだ。

見せられないよ!

昼食こそ昨日のリベンジと思って見に行くも、またも大行列。他にお店を探す余力がなく、昨晩と同じお店へ。

お昼は昨日完売で食べられなかったお蕎麦。これもおいしかった。

さらば指宿。(駅員さんがアロハだ)

-----指宿 行ったり行けなかったりしたところ-----
◆泊まった宿 指宿いわさきホテル
Jリーグなどのサッカークラブがキャンプに使ったりしている宿。敷地が広大で建物の中が複雑。探検しがいのあるホテルです。
◆行きたかったけど2回とも断念したお店 黒豚と郷土料理 青葉
◆昼と夜の2回行ったお店 長寿庵 指宿
イーブイのマンホール 現地に行ってから知ったので2つだけ撮影した。

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