退院まで

手術翌日の夜中、咳で眠れなくなってしまい、看護師さんに話したところ薬剤師さんに相談してくれるとのこと。ベッドを少し起こして座って待っているうちに寝てしまった。いや寝れたんやったらよかったやん。結局朝に咳止めをもらう。

翌々日から朝の検温、血圧、酸素濃度の計測の際に前日の排泄の回数と内容を聞かれる。これ、聞かれる前提で覚えてないと答えに窮するやつ。お陰で手術翌々日からはぼんやりした頭の少ない容量のほとんどがトイレで占められることに。

体についた付属物は、手術翌日には点滴が終わって、翌々日かその次の日あたりにお腹のドレーンを外してもらったはず(このあたりは退院から2週間以上経って書き始めたので既に細かいことを忘れ始めている)で、体についているものが減ると徐々に日常に近づいている感じがして助かる。

手術翌々日からは食事は完全に通常食となり、院内のコンビニに行って良いよと許可が出る。病院食もろくに食べられないのにコンビニ行って何を買うのか。なぜ買い食いする前提なのか自分。あと入院から1回も入浴できてないので空前絶後の汚さです。髪が超サイヤ人みたいに立ち上がってるよ。

ここからは睡眠、食事、排泄のループでじわじわ回復していく。毎食一口ずつ食べられる量が増えて、食後に倒れ込む時間は短くなっていく。

入院中は暇だとは聞いていたけれど、体力が戻るまではエンタメを消化するほど頭がまわらず、暇というか虚無。テレビも全く見なかった。入院前はグラブルで砂箱でも潜ろうかと考えていたけれど、日課すらこなせない始末。家族が毎日見舞いに来てくれてたのが本当にありがたかった。

退院前日にはようやくシャワーの許可が出る。髪が汚すぎて全然時間が足らず、体のあちこちに張り付いていたテープの糊がついたまま終了。でもようやく超サイヤ人から戻れた。

入院から5日後、入院着のまま外来で診察してもらいようやく退院許可。部屋を片付けて退院。慌ただしいなおい。

そんなわけで帰ってきました。
次の診察までは在宅で仕事したりして大人しく過ごしています。いくつか行動制限があるので解除された暁にはまた色々やりたいなあ。

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