助成申請したい方・ご検討いただいている方へ
多くの寄付をいただき、本当に感謝しております。
助成申請をしたい方・ご検討をいただいている方へ、運営元である有志の会よりお伝えしたいことをまとめました。
●なるべく素早くお金を届けたい
8/25クラウドファウンディング締切り日前の、6月末から助成金の配布を始められるようにしました。「いち早くお金を届けることが重要」という考えが「みらい基金」の根底にあります。
●公正さを保つため、あえて「芸術性」を審査基準に入れない
活動歴3年以上、年平均2公演以上に関わっていることが申請の最低条件です。ただしその作品内容について、動員数や芸術的評価は問われません。「芸術の優劣」を客観的に評価する基準が存在しないためです。
●舞台芸術の未来について、ビジョンを持っている人を助成します
公益基金は残念ながら「過去の損失」について <直接の助成>を出来ないという特性があります。出来るのは「未来への投資」です。ですから申請において「未来へのビジョン」を語っていただくことは重要なポイントになります。
●審査員の個性が反映しないよう、申請項目を設定
申請内容は誰が審査したとしても「主観」や「好み」の入る余地が極力ないように設計されております。誤解を恐れず言えば、審査員が誰であってもジャッジが変わらないことを目指した申請内容です。
●公益基金であることで、プロジェクトの透明性は維持されます
公益基金なので助成申請は公募、助成先は公開されます。これらも公正さに寄与する部分です。なるべく素早く、なるべく偏りなく支援を行き渡らせる方法を考えた結果、我々は「公益基金」という手段を選びました。
●未来に繋ぐ基金
我々が用意できたのは、手順さえ踏んで下さればお金が分配されるという、ささやかな仕組みです。しかしそのお金は、舞台芸術を未来に繋ごうという「善意」で生み出されています。そのことを未来への糧と考えていただけたら、これ以上嬉しいことはありません。
舞台芸術を未来に繋ぐ基金とは?
この公益基金では、寄付による原資を使い、新型コロナウイルス感染症の拡大防止によって活動停止を余儀なくされた舞台芸術に携わる出演者・クリエーター・スタッフ(個人、団体問わず)に対して今後の活動に必要な資金を助成します。