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峰竜太選手G1復帰「峰は峰なんよ」

皆さんこんにちは。
久しぶりに峰竜太選手がG1戦線復帰ですね。「おっ!峰竜太!待ってたぞ」というファンと「峰竜太帰ってきたのか。うーん」というファンと両方ともいると思います。(ちなみに、私は後者ですw)
そんな私でも彼が現時点で「艇界最強選手」である事は認めざるを得ません。
私のnoteはボート初心者の方が多いのでこの艇界最強選手を少し紹介していきます。
峰選手と言えば色んなエピソードが有りますのがファン以外でも知ってそうなのはコレ!

【4カドの峰は峰なんよ!】

千鳥のダイゴが発した名言で、ボートファンで知らない人はいないと言っても過言ではないでしょうね。今や「4カドの峰は峰なのか!さぁスタート」みたいなレース実況が流れることもあるし…

では、本当に4カドの峰は強いのか?をちょっと調べてみました。
その前に「4カド」をご説明します。
ボートのスタートは①②③号艇がスロー④⑤⑥号艇がダッシュの位置からスタートすることが多いのです。 
以下のような感じです。これを「123/456」と表記したり、「枠なり3対3」と言ったりします。

123/456のスタート体系

画面右側より左側の三艇の方が助走距離が長いためスピードに乗った状態。これをダッシュと言い、ダッシュの中でも1番内側を「カド」と言います。そして、スロー三艇の1番外を「カド受け」と言います。④が「カド」で③が「カド受け」の状態が上の画像です。

たまに③コースの選手も助走距離を長く取りたくて後ろからスタートします。その場合は「12/3456」で「枠なり2対4と言い」カドは③号艇となります。

さて、本題の「4カドの峰は峰なのか?」についてです。私個人の印象からいえば「4以外でも峰は峰」ですwww
という訳で主観に頼らずDATAを引っ張ってきました。

先ずは私が大好きな毒島選手のコース別成績と峰選手のコース別成績を並べてみました。

毒島選手
峰選手

確かに、毒島選手に比べて4コースからの連対率は高めですが、峰選手は昨年末一般戦しか走ってないので単純比較は難しい。
では、峰選手の中で他のコースより得意なのか?というとそんな事もない。
しかし、1番右の平均値ST順を御覧ください。これは「レースで何番目にスタートしたか」を平均したものです。
これを見ると、毒島選手が外枠に行くに従ってスタート順が下がるのに対して、逆に峰選手はスタート順が上がってきてますね。

ボートは①コースが最も有利で、①コースでは全員が一着をとりたいのでスタート遅れないように外枠より早くスタートします。また、外枠は一着を取りづらいのでスタートで無理をせずに隙を窺うのがセオリーです。

しかし、峰選手は外枠の方がスタートが速い。ここからは私の想像ですが、(いや、まあ多分合ってると思うw)峰選手はどこからでも自分で一着を取りに行く選手なのでしょう。よって不利な外枠はスタートから張り込んで「内側の艇に割り込んでやろう」と考えているんでしょう。(峰さんのコメント待ってます!)
よってDATAから見ても「4カドの峰は峰なんよ」というのは当たらずとも遠からず。
正確には「外枠でも峰は峰なんよ」ですかね。

いずれにせよ、久々に周りも強い中で峰竜太選手は燃えているはずですし、インコースで捲られて「顔真っ赤」にして追いかける峰竜太選手が見れるのはグレードレースだけ!

今節の若松を楽しみましょう!

艇国データバンク

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