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起業へのステップ①原体験をたどる #原体験ドリブン

2021年はアウトプットの年にしたいと思う。アウトプットの年にしたいと思っている年を何回繰り返したのか分からないけれど改めて思っているのは事実で、アウトプットしないまま35歳になってしまっていることへの焦りと罪悪感を背負いながら生きていくのはそろそろ終わりにしたいのです。ということでnoteをしたためていきたいと思います。

読んだ本の話「原体験ドリブン」

なんとなく、原体験という言葉に惹かれるものがあり、「原体験ドリブン」という本を読みました。今でも仲良くしている中学時代の友人・同級生から「面白い」と言ってもらえたことが今でも自信になっていて、その彼に面白がってもらうことが一つの生きがいになっていたりもするので、人生変える一つの経験みたいなのは実感としてあると思ってます。さらには、僕は自己分析マニアみたいなところがあり、性格診断とかもよくするし、自己啓発本的なやつはすごく好きです。原体験を掘り起こしていけば自分の軸が見つかるみたいなキャッチコピーなので、それは読みます。読みました。

第一章に書いてあるのですが、世の中の(日本の?)80%が「現状維持で満足している人」10%が「課題意識があり、現状をなんとかしたいと思っている人」、9%が「自分は行動する気がないけれど反対する人」、1%が「放っておいてもやりたいことをやる人」。で、この本がターゲットにしているのは10%の現状をなんとかしたいと思っている人。え、それって私のこと?!この本、私のことを言っているの?と、女子高生が西野カナの曲を聴いて思うような感想を抱きました。ということで、自分の原体験を掘り下げてみました。結論としては超良いです。やりたいこと考えると、きれいごとで「社会貢献」とか言っちゃいがちだし、もしくは今までのキャリアに引っ張られて自分が出来ることの範囲で現実的な選択肢しか出てこなくなっちゃいます。それが、原体験まで遡ると、本当に自分のこれまでの意思決定の礎になっていた考えや価値観っぽいものが見えてきたりします。おすすめ。

自分のキーワード①「次男」

で、実際に原体験を掘り起こしてみると、実は自分が三人兄弟の次男に生まれたことが根深く刻み込まれているなというの感じました。僕は3個上の兄と1個下の弟がいる男三人兄弟の真ん中なんですが、兄への憧れと共に、兄弟とは違うことやりたい=親に注目されたい・褒められたい、みたいな思いが常にあったのを思い出しました。小学生の時に、新聞係になって学級新聞作ったんですが、兄が作っていた新聞への憧れがあったのをはっきり覚えています。兄の奴が「週刊ハミュー」で、自分のが「週刊アウー」でした。友達に喜んでもらいながらも、「これ兄ちゃんのパクリだしな、、、」と罪悪感にかられていた気がします。そんなこんなで、真似じゃだめだ。人と違うことしたいんだ。他の人ができないと思っていることをやるんだ。という感じに育ってきた気がします。

自分のキーワード②「多様性」「適材適所」

自分で言うのはなんですが、僕、結構デキる方の人間なんですね。勉強とか。でも自分にあんまり自信はない。で、その根っこにあるのは、過去人見知りだったりでコミュニティに馴染めなかった経験があるから。小学校の時に入っていた工作教室。少年サッカーチーム。高校のサッカー部。スペイン留学に行った時も。一方でめちゃくちゃ力発揮できているコミュニティもあるんです。中学の時とか、大学の自分で作ったフットサル部、会社とか。自分が強みを発揮できていない場所だと居場所を感じられないんですよね。超内弁慶です。アウェー苦手。まあでも、これって自分以外の周りの人に居場所を作ったり、居場所探しを手伝ったりできたらよいな、とも思います。外国語大学という女性が多い環境で多様な文化について学んだからか、多様性というテーマは結構自分でも重要で、いろんな境遇の人がみんなハッピーで強みを発揮して生きれたらいいよね、というのはずっと考えてます。(余談ですが、ポケモン映画の最新作が、ポケモンと良い人間と悪い人間とポケモンに育てられた人間、というなかなか多様性に富んだテーマを扱った内容で、感動しました)

そして、会社に行きたくない

ということで、他の人ができないと思っているようなことを多様性をもって実現するみたいなの最高だなと思っていたんですが、そんなことより、明日から会社が始まるのが非常に嫌なんですよね。行きたくない。で、なんで行きたくないんだろって考えてみたら、飽きちゃったなー、というのが一番それっぽい理由かな、と。2年前に転職して、当初は異業種で仕事覚えるのが楽しくて、結果を出して周りの評価を勝ち取るのに燃えていて、生き生きと働いていたのですが、慣れてしまってそれなりに評価も勝ち得てしまったことで、次のステージに来てしまいました。ある程度の期待値があって、その期待に応えるために、やるべきことが山積みにあって、そのやるべきことを一つ一つ効率よく潰していく作業。終わりなきルーティーン。これが苦手なので、以前から、定期的にリセット願望来るんですよね。多分飽きるんです。なので、プロジェクトベースで働く仕事とか、シーズンがある仕事に憧れがあります。ゴールが明確というか、定期的にリセットが訪れるのが良い気がしています。

つづく

書いていると、そもそもやりたいことさえ見つかっていない状況で、起業なんて本当にできるの?という気にもなってきましたが、なんとか、「他の人ができないと思っているようなことを多様性をもって実現する、プロジェクトベースで動ける仕事」を考えて動き出したいと思います。この、誰にも需要なさそうなツラツラ書いただけのnoteがその一歩目だったと思えるように。

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