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風天小畜

易経の世界に足を踏み入れ、数十年が経過しました。書籍やYouTubeを通じて研究を重ねつつも、その奥深さに挑戦し続けています。
中国で手にした易経の本は絵が豊富で、何となく理解が深まりました。「小畜は亨る、密雲雨ふらず。我が西郊よりす」とあり、乾(剛健で進む)と巽(柔順)が組み合わさる風天小畜は、天が風を吹かせるが地上に届かない状態を表しています。これは雨が降らず地が潤わないように、風の恩恵が及ばず植物が伸びず、成長が一時停滞する小畜の状態です。あらゆる成否は今の準備からという意になり、現実の課題に向き合い、解決に取り組むことが求められます。
何となくわかった気もするが。。。ということで、現実の世界で向き合い対処することになる。まさに奥深さを感じながら、このnoteでその意を表現し、実践を通して深化させていく過程が重要です。


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