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岩松勇人のビジネスパートナー_0010. 確定申告とは何か?必要なのか?簡単にわかりやすく解説します

今回は副業初心者の方向けに、確定申告とは何なのか?どのタイミングで必要なのか?そもそも行う必要があるのか?ということについて解説をさせていただきます。

動画でも解説をしていますので、こちらもご覧ください!


現在副業に取り組んでいたり、これから副業に取り組んでいく際にどうしたらいいかもし悩んでいる場合は、今回の内容を見ていただくことで、自分がどう対応すればいいかを判断していけるかと思います。

ぜひ参考にしながら、これからどう動けばいいかの参考にしてみてください!

確定申告とは?

確定申告とは何か?
それでは、確定申告とはそもそも何なのか?ということについてですが、

確定申告というのは収入を申告し、納税をする手続きのことを言います。

会社員の場合、基本、会社が納税を行っています。そのため、会社以外での収入がある場合は、納税額は変わってくるため申告が必要になります。

副業に取り組んでいれば必ず必要?

副業に取り組んでいれば、必ず必要なのか、ということについてですが、これは必ず必要なわけではないです。

いろいろ条件があり、その条件に当てはまる場合は必要になります。

どうなれば確定申告が必要?
次の7つの条件に当てまはる場合は確定申告が必要となります、自分が条件に当てはまるかはしっかり確認してみてください。

会社員の給料とは別に、副業の所得が20万円を超える場合
まず一つ目は、会社員の給料とは別に、副業の所得がに20万円を超える場合です。

これは年間の所得になります。年間所得がに20万円を超える場合は、確定申告をする必要が出てきます。

会社員だけだとしても、年収が2000万円を超える場合
二つ目は会社員だけだとしても、年収が2,000万円を超える場合です。2,000万円を超える場合この場合は、確定申告が必要になってきます。

2カ所以上から給料をもらっている場合
三つ目が、2カ所以上から給料もらっている場合です。2カ所以上から給料もらっている場合、会社ごとに納税する額が変わるため、確定申告をする必要があります。

親や誰かから110万円以上のお金をもらった時
四つ目が、親や誰かから110万円以上のお金をもらった時です。贈与税と呼ばれるものが発生しますので、110万円以上の金額を貰っていた場合確定申告が必要になってきます。

不動産を売却した場合
五つ目が不動産を売却した際で、不動産を売却すると不動産の売却益が出てくるのでその売却益を申告する必要が出てきます。

投資信託やFXで利益が発生した場合
六つ目が投資信託やFXで利益が発生した場合です。投資信託FXを実践していて、利益が出た場合は確定申告が必要になってきます。

保険の満期金を受け取った場合
七つ目は保険の満期金を受け取った場合です。保険の満期金というのは、積立保険の金額満期の金額を受け取った場合も収入となりますので、確定申告を行う必要があります。

以上のような場合は、副業を実践していてもしていなかったとしても確定申告の必要が出てくるので、しっかりこの条件は確認しておいてください。

どのタイミングで確定申告を行うのか。
それでは、どのタイミングで確定申告を行うのか?ということについてですが、

これは年に1回、1月1日から12月31日までの所得を翌年の2月16日から3月15日の間に申告するのが原則になっています。

1年間の所得をその翌年2月16日から3月15日の間に申告を行います。この期間の間に申告を行ってください。

確定申告をすると副業が会社にバレる?

確定申告をすると、副業が会社にばれるのではないかが、気になると思いますが、これは厳密には確定申告をしたからといって、副業会社にバレるわけではありません。

住民税をしっかり払っているのかどうかによってバレる可能性があるかどうかというのが、大きく変わってきます。

住民税というのは会社に所属してる場合、会社が支払ってくれているのですが、別に所得が発生した場合は、その所得をしっかりと申請をして自分で住民税を支払うことが必要となります。

もし所得が増えているのに住民税を支払っていない場合、住民税が会社に請求されることになりますので、そこで初めて「あれおかしいな、」という風になり、副業がバレてしまうということに繋がります。

しっかり住民税を払っていけば、バレない可能性が高くなりますが、ただ完全にバレないかというと、そういう訳ではなく、

ご自身の名前を出すことで、発覚し、副業を疑われる可能性は当然発生します。副業に取り組む際は、その辺りのリスクは、しっかり理解しながら進めていく必要性があります。

確定申告をすることによるメリット

それでは確定申告をすることによるメリットをいくつかご紹介させていただきます。

医療費の控除が受けられる
一つ目は医療費の控除が受けられる場合があります。

医療費用を一定金額自己負担した場合は、医療費の控除の対象になります。この場合、支払った税の一部が返ってくる可能性があります。

確定申告の内容を元に、支払い過ぎと税務署で判断された一部の金額が返ってくることがあるので、臨時の収入になったりします。

寄附金控除が受けられる
二つ目は、寄附金控除が受けられる可能性があります。

寄付金は、最近ではふるさと納税がありますが、ふるさと納税を行うことで、寄付金控除対象となりこれも医療費の控除と同じく支払った金額の一部が返ってくることがあります。

住宅ローン減税が受けられる
3つ目は住宅ローン減税が受けられる可能性があります。

住宅ローンを契約する際に、借金をしている場合、つまり借り入れのローンなどでお金を借りている場合は、税金を少なくできる可能性があります。

以上の三つが確定申告をすることによる、メリットになります。

確定申告しないとどうなるのか

確定申告しないとどうなる?
それでは確定申告しないとどうなるのか、ということについて説明をさせていただきます。

当然しないことによるデメリットもありますので、頭の中に入れておきましょう。

延滞税を支払う必要性が発生する
一つ目は延滞税を支払う必要性が発生します。

一定の収入が発生しているのに、確定申告をしていない場合、一時的に確定申告をしなくて、納税をしない時があったとしても、いずれは何かしらの原因で、それが発覚する可能性があります。

今はマイナンバーカードというものがあるので、個人情報の共有により、内部的に実際金額が発覚し、支払いが発生する可能性もあります。

今まで払ってなかったとしても、稼いだ金額に対しての税金の何%が上乗せされ、後々、大きな金額を支払う可能性も出てきますので、そうならないようにしっかり確定申告をしておいてください。

社会的信用を失う可能性がある
二つ目は、社会的信用を失う可能性があるというところです。

これは脱税というものを疑われるという部分が大きな理由です。

基本的に確定申告をしないまま税金を支払っていないとなったとしても、あとから払うことできるじゃないと考えてしまうかもしれませんが、

それがもし大きな金額だった場合、それを意図的に隠していたんじゃないかと疑われる可能性があります。

ZOZOの前澤さんが、脱税を疑われた形で、実際に自分も同じような事が疑われる可能性が発生し、ご自身の名前が公表されたり、社会的な信用を失ってしまう可能性もあります。

こうならないためにも、しっかり確定申告なっておいてください。

実績を証明できなくなる
三つ目が実績を証明できなくなるという点です。

もし個人事業主として活動している場合は、確定申告が実績の証明になります。

ご自身がどれだけの金額を稼いでいるという部分も、確定申告をしてないのであれば、実績の証明になりません。実績の証明をしたいのであれば、確定申告は必須になります。

この確定申告をすることによって、実績証明となり、個人事業をしても借り入れを行えたりしますので、しっかりと確定申告はしておいて下さい。

以上の様に、確定申告をしない方がデメリットは大きいので、もし会社員とは別に収入がある場合は、きちんと確定申告をしていきましょう。

まとめ

確定申告というのは収入を申告し、納税する手続きのことで、自分が納税するべき人間かどうかは、今回の基準をもとに判断していくことが必要があり、

確定申告をしないとデメリットが大きくなってしまうことについて説明をさせていただきました。

確定申告はすると、当然税金を支払う必要は出てきますが、控除を受けられたり、借入ができたりしますので、副業に取り組んでいたり会社員と別で収入得ている場合は、しっかり行っていきましょう。

もし自分自身が副業やビジネスに取り組んでいる場合は、支払う税金を加味しながら、計画を立ててみてください。

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