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【実践に役立つFX用語と3つの勉強のポイント】

今回は以前書いた「FX基礎用語14個」の続きになります。
まだ見られてない方は先にコチラをご覧ください。

そして基礎用語を覚え、いよいよトレードと言いたいところですが、その前にトレードをする際にも様々なやり方があり、勝率を上げる為の分析方法などもあります。

今回はそちらについて説明していきます。

■FXのトレードスタイルは4つ!

FXは、ライフスタイルに合わせてトレードスタイルを選べる自由性が非常に高い投資です。

たとえば短い時間しか取引できない人や、長期的に取引をしてスワップポイントで稼ぎたい人など、さまざまな目的に合わせてトレードができます

以下でFXの4つのトレードスタイル用語について解説していきます。

FXのトレードスタイル用語
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・長期トレード

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●トレードスタイル1:スキャルピング
スキャルピングとは、取引時間がもっとも短いトレードスタイルで、早ければ数秒〜数分で取引から決済までが終わるやり方です。

向いている人としては、資金に余裕のある人や常にチャートを確認しながら取り組める人があげられます。

瞬発力や判断力もスキャルピングには必要なので、向き不向きが分かれるトレードスタイルです。

しかし多くのFX会社ではスキャルピングを禁止しているので、実践の際には確認しておきましょう!

スキャルピングもできるおススメFX会社はココ!

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●トレードスタイル2:デイトレード
デイトレードは、その名のごとく1日で取引を終わらせるトレードスタイルです。

FXには相場が動きやすい時間がある程度決まっています

1日の中でそういった時間帯を狙って取引し、その日の内に利益を出して終えるトレードスタイルです。

デイトレードは学生、主婦、サラリーマンなど日中忙しい人にも向いているトレードスタイルといえますよ。

●スタイル3:スイングトレード
スイングトレードとは、数日から数週間の中期的にポジションを持つスタイルです。

為替変動をじっくり見る事が出来るうえに、スワップポイントでコツコツと利益を得られます

常に値動きを見ていられない主婦やサラリーマンにも向いています。

●トレードスタイル4:長期トレード
長期トレードはその名の如く、長くポジションを保有していくトレードスタイルです。

数ヶ月間ポジションを保有し、一回の損益が非常に大きくなる特徴があります。

長期トレードは資金に余裕のある人やFX上級者など、ある程度成熟したトレーダーが向いているトレードスタイルです。

■基本の売買注文の仕方3つ


FXには売買注文の仕方が3種類あるので、これからFXを始めるならあらかじめ知っておきましょう。

以下に基本となる注文方を紹介していきますので、覚えてくださいね!

基本の売買注文
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文

●基本の注文1:成行注文

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成行注文は、リアルタイムに価格を見ながら注文する注文方法です。

FXではもっともメジャーな取引方法となります。

成行注文はチャートの感覚を掴むためにはいいので、FX初心者はまず成行注文で相場に慣れるとよいでしょう。

●基本の注文2:指値注文

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指値注文とは、あらかじめ買いたい価格や売りたい価格を設定し、その価格まで相場が来たら自動的に注文が入る注文方法です。

指値注文
*1ドル=100円のとき
1ドル=107円になったら「買い」の注文
1ドル=110円になったら「売り」の注文

指値注文を入れておけば、絶えず動き続ける相場の中でも自分が希望した価格にレートが動けば、相場を見ていなくてもポジションを持てますよ。

●基本の注文3:逆指値注文

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逆指値注文とは、指値注文とは逆の注文方法です。

逆指値注文
*1ドル=100円のとき
1ドル=110円になったら「買い」の注文
1ドル=107円になったら「売り」の注文

一見、損失が出そうな注文方法ですよね。

ただ逆指値注文をうまく使えば、予測が外れたときに損切りを自動で行ってくれる重要な注文方法ですよ!

■応用の売買注文の仕方3つ

FXには基本の注文方法を組み合わせや、同時に指値や逆指値を入れた状態の注文などさまざまなパターンがあります。

すこし応用編になりますが、効率的に取引が可能な注文方法なので、基本と合わせて理解しておくと後々役立ちますよ!

応用の注文方法
・IFD注文
・OCO注文
・IFO注文

●注文応用1:IFD注文
IFD注文とは、注文したい価格である指値と決済したい価格である逆指値をまとめて出す注文方法です。

あらかじめIFD注文で設定しておけば、あとはレートが指値にかかったとき自動的にエントリーされ、決済価格に引っかかれば勝手に決済されます。

もちろん指値注文の価格に届かなければ、エントリーされないのでリスクも少ないですね。

●注文応用2:OCO注文

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OCO注文とは、すでに持っているポジションに、指値と逆指値それぞれで決済注文を出す方法です。

OCO注文の仕方
*1ドル=100円で、1通貨の買いポジション保有中
1ドル=114円に上ったら「売り」決済 →利益を確定させる
1ドル=107円に下落したら「売り」決済 →損失を限定する
この2つを同時に注文する。

相場の動きがつかみづらい時などに、損切りの位置と利益確定したい位置を事前に決められます

大損を回避でき、チャートを見なくても利益確定を確実に実行する便利な方法です。

●注文応用3:IFO注文

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IFO注文とは、さきほどのIFD注文とOCO注文を合体させたような注文方法です。

エントリーしたいレートをIFDのように事前に設定しておき、OCOのようにエントリー後の指値と逆指値を同時に設定しておきます。

エントリーから利確、損失限定まですべて事前に決めて行える注文方法です。

■FXの勝率を上げよう!2種類の分析方法

FXで稼いでいくためには、取引の勝率をあげていくことが重要です。

分析方法を覚えて使えるようになればFX取引の勝率を上げられるので、これから紹介する以下2つの分析方法を押さえておきましょう。

FXの勝率を上げる分析方法
・テクニカル分析
・ファンダメンタルズ分析

●分析1:テクニカル分析
テクニカル分析とは、過去のチャートの値動きから相場が次にどのように動くのかを、今までのチャートの癖から予測する方法です。

過去チャートの価格の平均値や、相対的に買われ過ぎている売られ過ぎているなどを指標化してチャートに表示させます。

また過去によく起こる値動きのパターンをチャートパターンとして定義化して、現在どこを推移しているのかを視覚的に分析するやり方になります。

●分析2:ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、国内経済の状況を指標として発表される経済指標や、政治状況の影響を分析して変動を予測する分析方法です。

たとえば経済が好調な指標の代表例として雇用統計と呼ばれる指標があります。

雇用統計の値がよい時には相場は好感を受け、その国の通貨は上昇する傾向があります。

逆に指標の値が悪いと経済状況がネガティブだと判断され、通貨は売られやすくなるのです。

このようにファンダメンタルズ分析は、世界経済の指標や出来事から、今後の値動きを予測します。

■FXを勉強する際のポイント3つ

次にFXを勉強する際のポイントを3つ紹介したいと思います。

この3つのポイントを知って勉強すれば、FXの内容を最短で覚えられるので、勉強する前に把握しておきましょう。

FXを勉強する際のポイント
・正しい知識を学習する
・自分が理解できるまで勉強しよう
・勉強に時間を費やそう

●ポイント1:正しい知識を学習する
FXでは、正しい知識を身に着ける必要があります

なぜならFXについての情報発信をしているWebサイトは多数ありますが、すべてが正しいとは限らないからです。

有名トレーダーのサイトや書籍などは権威性もあり、信用できると思っていいでしょう。

根拠がある情報源から、学ぶようにしましょうね!

●ポイント2:自分が理解できるまで勉強しよう
自分が理解できるまで何度も勉強しましょう。

理解できないまま知ったかぶりをしていると、いざ本番で大失敗をする可能性があります。

学習している内容を自分が納得でき、実際の取引を想定して勉強すべきです。

1つの目安としては、人に説明できるくらいまで理解できていれば、理解できていると思っていいでしょう。

●ポイント3:勉強に時間を費やそう
FXで利益をあげたいと思うのであれば、勉強に時間を費やしましょう

少しの覚悟で勉強をはじめても続かないので、やるからには1日1時間でも時間を確保しての継続が大切です。

大抵の人は勉強の時間を持たずに中途半端な知識で取引を始め、失敗し退場していきます。

そうならないように、勉強する時間は意識的に持つようにするとよいでしょう。

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■まとめ

これまで紹介した『FX用語と勉強のポイント3つ』を理解していただくと、今後はどんな意味のFX用語なのか理解でき、効率よくFXを始められます。

FXを勉強する際のポイント
・正しい知識を学習する
・自分が理解できるまで勉強しよう
・勉強に時間を費やそう

FXを取引する前に必ず用語や基礎知識は覚えておきましょう。

なぜなら知識もないまま取引を始めた場合、問題が起こっても対処できないからです。

最初のうちに隙なく学習しておけば、万全の状態で取引できます。

そのためFXの勉強は時間もかかりますが、結果を残せるように賢明に頑張りましょう!


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