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今このコロナ禍での韓国からの物流の現状

この内容は、あくまでも今時点での現状である。

3月9日よりコロナにより日本・韓国両国のノービザ渡航が停止となり、その日より物流は大きく変化しました。

飛行機は、韓国仁川と日本東京(成田)もしくは日本大阪(関西国際空港)のみで運行されている。

私がいる釜山と日本への飛行機は今現在運航しておりません。
※釜山金海空港は、防疫上の事情より海外からの飛行機は今は一切運航をしていません。

ですので航空便を利用している貨物は、予定より日数がかかって運航されている状況である。

海上輸送であるフェリーなどは、軒並み乗船旅客業務が停止しておりますので、今はコンテナを中心とした運送のみで日韓間を往来しています。

今、現在弊社の発送においては、従来の方法ではなく韓国郵便局からの発送となっています。

国際EMS発送は、通常発送日数は2~3日で到着しているのですが、今は5日~2週間ほどかかる場合もございます。
※九州、愛知を中心とする東海地方、上越地方の一部、沖縄方面は国際EMSの受付けを行っておりません。

その他は、国際船便ということで発送が可能ですが、こちらは通常通り3週間~1カ月ほどかかりますが、こちらは日本全国発送が可能となります。

もちろん日本からの発送も通常よりも遅延しているのが現状です。

そして、物流システムしかり留学やビジネスで来訪する件に関しても今はかなり問題を抱えています。

特に、釜山に来る前提でお話いたしますと

今は前述したように、仁川国際空港しか窓口が開いておりません。

空港につきますと、国内移動手段は飛行機はなく、高速鉄道KTXのみとなります。

空港より、KTXクァンミョン駅に専用バスで移動

そこより通常運行のKTXに乗るわけではなく、通常運行の間に2時間に1本程度の専用車両が連結してあるものに乗らないといけないことになります。

クァンミョン駅より釜山駅までは約2時間半程度で移動します。

そこから釜山駅においても、専用出口を通りそこでPCR検査を行うことになります。

検査や目的場所のなどの登録が終わったら、市(保健所)が準備した車両もしくは、韓国内で手配した車両にて移動することになります。

留学であれば大学指定の場所(寮)など。

決まった滞在先がない場合には、国・市指定の隔離場所に移動することとなります。

それが14日間の隔離となります。

韓国は厳しく管理されますので、携帯電話でのGPS追跡や保健所、区職員による訪問確認で本人の所在などが確認されます。

それに違反すると厳しい罰則がございます。

できるだけ弊社も新しい物流システムの確立や留学生活の充実を目的に努力をしています。

コロナにより変わった社会ですが、元に完全に戻ることを考えるより、新しい社会の中で新しいシステムの構築を早く作ることが大事かと思う。

絶えず前に進むこと、それで新しい道に進むことが重要だと思う。

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