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俺と米女は若菜が好き

どう書けばいいのか分からない。
でも書きたい気持ちはある。

最終章Day2のガラスボールリジェクションを見たとき、若菜四季ってこんな風に笑うんだって思った。男子高校生のように、憧れのあの子の見知らぬ表情に驚いた。俺が感情移入できるのは圧倒的に米女メイだと思った。
わかる。
茜心を読み解きながら俺の若菜四季への思いを残すこととする。

百合も恋も分からない初老男性の女子高校生論!


米女メイはありゃ不器用だよな。正義感も強くて真っ直ぐで。そして聡くもあるので、自分が浮いていることを知っている。浮くことが”良く”ないこともわかっている。S2E4を見る限り家も裕福でグッズを買い与えられるぐらいには親は甘い。母親は過保護的なため、家ではわかりやすい良い子を求められていると読む。その反発からか言葉は荒くなってしまったのだろう。

流されたくないよ
流されてく方が簡単さ、でも
好きなこと忘れて
新しい夢とかみれない

茜心
作詞:宮嶋淳子
作曲:めんま
編曲:めんま

米女メイはある日、若菜四季に出会う。喋らねえしポーカーフェイスでいっつも1人。何考えてんのかなんて解りゃしねえ。俺が米女メイならちょっと憧れてしまう。
孤高。
「良い子でいなさい。みんなと仲良くしなさい」から脱却した存在。
「流されない」特異な若菜四季。中学生の米女メイは世界の広さをここで知る。若菜四季と話してみるとコミュニケーションは取れるし、感情だってある。普通の女の子なのだ。でも在りたいように在る。必要なければ喋らないし意見もしない。自然体。何故か若菜四季から自分に対する愛情表現?が日に日に強くなるが親とは違う押し付けのない愛情は心地よく聞けてしまう。恥ずかしいからそっけなく対応してしまうけど。

「私はメイが好き」
若菜四季はよく言うけど、なんで私なんか。と米女メイは思う。救われているのは圧倒的にこっちなんだ。私の方がもっと四季のこと好きなんじゃないか。米女メイはそう思っても口には出来ない。

間違いじゃないなら曲げるなよ
信じたいもの信じてればいい 熱く
君の情熱茶化さない
思ったままでいいよ

茜心
作詞:宮嶋淳子
作曲:めんま
編曲:めんま

人にはこう言える。若菜四季はスクールアイドル好きを茶化さないでいてくれる。私もやりたいと思うことを思いっきりやりたい。ただそれは若菜四季との別れにもなってしまうかも知れない。そんなことで離れていく若菜四季でないことは心からわかっている。でも怖い。若菜四季は私がいなくなっても多分大丈夫だとわかるから。でも私はどうなるか分からない。米女メイは迷う。大いに。一歩を踏み出せない。

これは恋だよ。今の関係が心地良すぎて一歩が踏み出せない。
一言で関係が壊れてしまうかも知れないってまさに思春期の恋。

雨に晒されても
汚れない気持ちは絶対にある
どんなに後だって
拾いあげてみれば輝く

茜心
作詞:宮嶋淳子
作曲:めんま
編曲:めんま

これは若菜四季のことでもあると読んでいて。
無口無表情で米女メイに傾倒している科学オタクなんて好奇の目にたっぷり晒されている。どれだけ好奇に晒されも一切汚れない魂。
これを間近で見てきたからこそ
「汚れない気持ちは絶対にある」
と米女メイが胸を張って歌えると考えたい。

変われない自分を責めたりしないで
本当の願いを見せて
今なら叶うさ 独り言のように呟いた

茜心
作詞:宮嶋淳子
作曲:めんま
編曲:めんま

まさに今までの自分との決別。変わろうとするのではなく、想いを持つこと。若菜四季は見せてくれた。本当の願いを。米女メイの願いを叶えることこそ願い。そのためには平然とスクールアイドル部に入れるし「もう科学室にも来ないで…」と悪役にすらなれる。そして、その道中で見つけた自らもスクールアイドルになりたいという願い。

それを真正面に受けて米女メイも若菜四季と手を取り動き出す。

証明するんだ 必ずできるって
不安も打ち砕いて今 もっと燃えあがれ

茜心
作詞:宮嶋淳子
作曲:めんま
編曲:めんま

最終章Day1。
ここか!!!若菜四季はここだよ!!ってわんわん泣いてた。米女メイにとって全ての不安を打ち砕く鍵は若菜四季。そして愛なんですよ。

お互いの表情まじで何あれ。
愛じゃん。
憑依というかそのものだった。どれだけ役と向き合ったのだろう。よもや魂が融合しているとすら思わせる素晴らしいパフォーマンスでした。

誰もいなくなった夕暮れ時
寂しさより明日感じてく いつも
描いてるんだヒカリだけ
火傷しそうな茜心で

茜心
作詞:宮嶋淳子
作曲:めんま
編曲:めんま

誰もいなくても大丈夫。
あなたがいるから私はもう大丈夫。

22年10月の名古屋のラジオに大熊和奏さんが出た時「私たちはニコイチなんです。2人で1人なんです!!」って仰ってたの思い出して、2年経ち様々なストーリーを経て、ここまでのパフォーマンスに昇華させるなんて、本当に素晴らしいと感動した。

つらつらと書いてて、なんのまとまりも得られなかったのでそのまま出すけど、これを書いてる時本当に米女・・・わかるよ・・・俺も!!ってなった。
俺にもまだ思春は残ってたんだ!こんなに嬉しいことはない!

以上、ぶるがくでした。







美容室でブリーチしてる間、泣きながらこれを書く。
大丈夫かとだいぶん問われた。
大丈夫ではないし髪の毛はもっと大丈夫ではなかった。

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