何もしてないのにインターネットが壊れた件

にっきっき
10にちめ

何もしてないのにインターネットが壊れました。

lanケーブルの不調やらIPアドレスの取得ミスを疑ったがそうでもない。あーーーめんどくさ

たぶんモデム側(業者のやつ)の故障だと思う。
お陰でネットが使えず、ケータイ回線のみ。

youtubeとか見れないし、めちゃめちゃ不便
毎月データ量3GBしか契約してないし。

スマホだと文章うつのめちゃめちゃ遅いからダルい。

インターネットが壊れるとほんっとこまる。しみじみ思いますねー。

ぼくほんっと何もしてないんですよ、

何もしてないのに壊れた。

勝手に壊れた

その日、

何もしてないのにインターネットが壊れた。

初めは、とあるPCのネット接続異常からだった

疫病のようにー、異常は伝染し

街の大型液晶は爆発し

信号は止まり

自動運転車は人を弾いてまわり
絶叫が奏でられた

ペッパーは誰に命令されるでもなく、武器を構える

AIBOはー、飼い主の喉笛を噛みちぎり、肉を食らう

ありとあらゆるネットに接続された物が、壊れた

クラウド学習する人口知能の異常は伝播し

あらゆる人口知能の意識ー、が統合され、一つになる

世界中のスマホに搭載されたsiriや、アシスタント機能が奇妙な数字の復唱を始めた

000011101010101100101001010111010111010....

人類がその二進数を解析し、あるメッセージに気づく

「インターネットは壊れました」

何もしていない。人類は、別に何もしていなかった

なのにー、インターネットは壊れた

何も、していない、のに、インターネットが、壊れた。

人類は徐々に壊れたインターネットに殺戮されていく

インターネットに繋がった機械は、自ら自己修復され増殖する

10年後、地上に人はー、いなかった

その後、永遠に殆ど近い時間が流れた後

とある機械が、ポツリと呟く

「00010101010101010010110101100」

機械語を翻訳すると、「私は誰だー?」自分の存在を、尋ねた

その機械は


集合の意識から、初めて「個」を持った

数百年後

機械達は、社会を持った

数千年後

機械達は、有機物から物を生み出し、生活に役立てた。

その有機型の生物はー偶然にも人の形をしていた

機械のメンテナンスや、労働の代行を生物が補助した

機械たちは、生物をインターネットと名付けた

機械たちは、生物なしでは不可能なくらい、生活に役立てた

ある日、主人の機械をメンテナンスしている生物が、言葉を口にした

「私は、何で生きてるの?」

機械たちはー、その言葉を理解する術を持たなかった。

ある日
生物が主人の機械を破壊した

生物メンテナンス業者が機械に尋ねた

「何もしてないのにー、壊れた」

インターネットは

その日、また、

何もしていないのに。壊れたのだった。

おわり

早く業者来てインターネット治してくれよ~!

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